おかたづけ育®、はじめませんか?
子どもの“やりたい気持ち”と“できる力”を育む「おかたづけ育®」について、整理収納アドバイザーEmiがお伝えします。
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おかたづけ育®、はじめませんか?
子どもの“やりたい気持ち”と“できる力”を育む「おかたづけ育®」について、整理収納アドバイザーEmiがお伝えします。
2016.09.22
「家族のシアワセは、暮らしの基本となる『家』から。」をコンセプトに、家事をラクにする動線や仕組みを考えた収納をお伝えしている、「OURHOME」主宰、整理収納アドバイザーのEmiと申します。
夫と7歳の男女の双子の4人家族で、3LDKのマンションに暮らしています。
今回は子どもの毎日の身支度や、家に帰ってきてからのかばんのお片づけなど、子どもの「自分でできる!」を応援する環境づくりのポイントについてお伝えします。
わが家では、子ども達が通っていた保育所のロッカーを参考に、毎日の身支度が自分たちでできるように、自宅の洗面所に"身支度ロッカー"を作っています。ここには、平日着る洋服、肌着、パジャマなどを収納しています。
"身支度ロッカー"は洗面所の棚の一部を利用したものですが、本来ここには8枚の扉がついていました。でも、扉を開閉せずにワンアクションで取り出しやすくするために、入居当初から扉を外して使っています。
オープン棚の収納はひと目で見渡すことができ、子ども達も使いやすく便利です。また子どもの手が届く一番下の段を子ども用スペースにすることで、毎日の準備がスムーズに。子どものモノを収納している部分だけでも、一時的に扉を外してみるのもおすすめです。
下着やくつ下などがどこに入っているかひと目でわかるように、それぞれの引き出しにアイコンラベルを付けています。もちろんこのアイコンラベルは子どもたちだけでなく、家族みんなにとってもわかりやすいものになっています。
私はパソコンにもともと入っていた「エクセル」の図形を使ってアイコンラベルを作りました。パソコンが苦手、プリンターを持っていないという方は手書きのラベルでも十分です。
それでも、自分で作るのは面倒という方のために、教育ブランドGakkenとコラボして「みじたくシール」を作りました。
「みじたくシール」は、パッとひと目で中のものがイメージできるアイコンシールです。子どもはもちろんママもパパもみんながわかりやすく、「あれどこ??」という家族の困りごとを解消してくれます。
身支度はもちろん、洗濯物を戻す際にもどの引き出しに入れたら良いかがひと目でわかるので、ママだけでなく家族みんなで家事を協力しあえるツールにもなってくれます。
また、貼ってはがせる素材なので、他の場所でも使い回せるのもうれしいですね。
私が開催している整理収納のレッスンで、「子どもがかばんを玄関に置きっぱなしで、なかなか元の場所に戻してくれないんです」というお悩みをもつママにたくさんお会いしてきました。
そこで、自然と子どもが自分でやりたくなる環境作りのツールとして、Gakkenとコラボして「かばんおきシール」を作りしました。にっこり笑顔がかわいいかばんのシールが、かばんの指定席をやさしく教えてくれます。
かばんを置く棚や、フックを取り付けている壁に貼ってお使いいただけます。
どこならかばんを置きやすいか、お子様といっしょに話し合って決めてみてくださいね。
いかがでしたか?このおかたづけ育ツールが、「誰かに言われなくても、いつの間にか自分のことが自分でできるようになる」きっかけ作りとしてお役に立てれば幸いです。
(協賛:学研ステイフル)