あの街この街
「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
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あの街この街
「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
2016.12.20vol.19
東京大学、学習院大学、お茶の水女子大学など有名大学が数多く存在するアカデミックな雰囲気の文京区。都内の6つの国立小学校のうち3つが同区内に存在し、国立小学校入学を志望する家族が集まるエリアでもあります。
人気の理由はそれだけではなく、犯罪発生率が低く、東京都の中でも治安が良いエリアであることが統計で分かっています。
2010年には区長の成澤廣修氏が育児休暇を取得したこともあり、地域における子育て支援拡充の期待が高まっています。
文京区では、2歳未満の乳幼児がいる家庭を対象に、「子育て訪問支援券」が配布されます。これは、区が指定し業者のベビーシッターサービスを一定負担額(※)で利用することができる有料チケットです。
通常のベビーシッターサービスは1時間あたりおよそ2,000円~3,000円の料金がかかりますが、このチケットを利用することで、1時間1,000円でサービスを受けることができます。
保護者の就労や通院などの理由だけでなく、休養やリフレッシュをしたい時にも利用することができるため、育児中の息抜きにも活用できるのが嬉しいですね。
昨年10月より「ひとり親家庭子育て訪問支援券事業」が開始されています。こちらは小学6年生以下の児童がいるひとり親家庭を対象に、所得に応じた負担額で区指定のベビーシッター業者を利用することができる支援チケットです。利用者側の負担する利用料は下図の通りです。
支援内容 | 1時間当たりの利用料 |
---|---|
1人 | 1,000円 |
2人 | 1,500円 |
3人 | 2,000円 |
▶ 「ひとり親家庭子育て訪問支援券事業」についての詳細はこちら
子ども・子育て支援新制度の実施に伴い、文京区では保育事業の拡充にも力を入れています。
急な仕事が入ってしまい子どもの預け先に困った場合、土日にも保育を行っているキッズルームや、22時まで預かりを行うトワイライトステイ事業の一時預かりサービスを利用することが可能です。
また、病児・病後児保育サービスを利用した児童の保護者に、利用料の一部を助成するサービスも行っています。それぞれ利用できる条件等が異なるため、区役所や各施設に問い合わせ、事前に確認をしておくと良いでしょう。
事前に登録等が必要な場合があるため、時間がある時に説明を聞きに行ったり施設を見学しておくことをお勧めします。保護者のニーズに合わせて地域の保育サービスを上手に利用していくことで、余裕を持った子育てが可能になるでしょう。