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お金

子育てファミリーのための
「お金」のレッスン

学校では教えてくれない「お金の基本」や、毎日忙しい子育て世代にこそ知ってほしい「お金の使い道」をレクチャーします!

教育費はいくらかかる?

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの八木陽子です。お子様がいるママたちが気になるお金、将来の教育費について、今日はご紹介いたします。

教育費を把握して、貯めるための3つのステップ

我が子の可能性や才能を伸ばすために、親としてできる限りのことを・・・そんなふうに思うママは多いようです。でも、限りなく教育費をかけられるかというと、そんなご家庭は多くありません。今の時代「教育費は聖域」ではなく、教育費も、他の支出項目と同じように、予算づくりが大切です。

そのために次のステップを踏んでみましょう。

  • STEP1 教育費の全体像を把握する
  • STEP2 我が家の方針を決める
  • STEP3 いつまでに、何で、いくら準備するか計画を立てる

私は、毎年、幼稚園から高等学校まで、様々なところで、教育費について講演をしていますが、公立の高等学校の講演会にお招きいただくようになって、驚いたことがあります。教育費のピーク、大学入学を目前にして、教育費が貯まっていないご家庭がとても多いことです。大学生の4人に1人が奨学金を借りているといわれる時代を実感する瞬間です。子どもは生まれてから、すぐに、15歳や18歳になることはありませんよね。
つまり当たり前の話ですが、毎年1歳ずつ年をとります。子どもが生まれたご家庭にとって、教育費は予想しやすい支出です。
それなのに、お子さんを持つ親御さんのうち、1年後、2年後・・・5年後・・・10年後・・・と、将来の教育費の流れを知っている方は少数派なのではと思います。また、家計診断をしていると、子どもが幼いときに教育費をかけすぎる傾向を感じます。将来の教育費を知ることは、少しブレーキをかけるきっかけになるかもしれません。

教育費の全体像を知る!

では、まずは表を見てください。教育費の概算データです。習い事やご家庭での学習教材なども含みます。大学は、文系・自宅通学なので、いわゆる最安値な設定です。

教育費の概算

1)概算

2)月額に直すと・・・

数百万円単位の金額をいわれてもあまりピンとこないママも多いので、月単位に計算し直したのが、2番目の表です。月収は把握している方々は多いため、毎月出ていくお金と仮定したら、我が家にとっての重たさが実感できることでしょう。入学金などの一時金も含んでいるため、毎月出ていく金額としてはやや多めの数値ではありますが・・・。教育費は、選んだ進路によって2倍以上にもなります。
「私立と公立ではずいぶん違う」と思いませんか?また、「やっぱり大学はピークだ」と確認された方もいるでしょう。
将来かかるお金のことまで、なるべく考えないようにしたい気持ちも分かりますが、可愛い子どものためだからこそ、全体の流れを知るのが、教育費が貯まる家計になる道です。

我が家の方針を決めましょう!

さて、次に、STEP2の我が家の方針を立てる重要性について考えていきたいと思います。
教育費のご相談を受けてきて、大切なのは、我が家の方針を「固めること」と感じます。
なぜって、情報に敏感なママや教育熱心なママほど、迷いが生じるからです。赤ちゃんを育てているママの心をのぞいてみましょう。


【赤ちゃん時代】

英語は赤ちゃんのときから始めたほうがよいかな?スイミングもやったほうがいいかな?
みんなやっているし、うちもやろっと。

  • ベビーグッズって、あれもこれもカワイイ。おしゃれなママって言われたいから、親子でお洋服を買っちゃおう!
  • 子どもの脳の発達には、3歳までが重要だって言われちゃった!今すぐお教室に通いはじめないと。

子育てに熱心なママほどあれもこれもと揺れるものです。
では、小学生を育てているママのお悩みはというと・・・


【小学生時代】

  • 地元の中学校だとちょっと心配だから、お受験したほうがいいかしら?仲良しのAくんも塾に行き始めたようだし。
  • 塾では、補助教材、冬期・夏期講習、合宿にいたるまで、たくさんの案内をもらって、当初の予定よりもだいぶ出費がかさむけれど、やはりすべて申し込むべきなのかしら?
  • 成績があがらないなら、家庭教師つけたらって、ママ友から言われたけどどうしよう!?


小学生や中学生のママも、教育費には制限がかけづらいのです。教育費をかけるのは簡単、セーブするほうが大変なのです。
私自身は早期教育がよくないと考えているのではありません。かけられるご家庭で、かけたい方針であれば、問題ありません。
ただ、いよいよ高校や大学など、教育費のピーク時に、最低限のお金が貯まっていない緊急事態に陥らないようにしたいものです。そのため、お子さんの小さなうちに、自分の家の方針を考え、プランづくりをすること。お子さんが小さいうちが貯めどきですから。

教育費の現実を知ると、時々、とても顔が沈むママがいます。「あまりかけられない、うちの子はかわいそう」と。でも、教育費とは不思議なものです。何故なら、たくさんお金をかけたから立派な大人になるといった単純な方式ではないからです。
かけられる予算を決めて、最大限に生きたお金の使い方ができればいいのではないでしょうか。

教育費とは、一言でいうと、子どもが社会に出て自立できるための費用です。お子さんにどんな大人になって欲しいか、そのためにどんな進路があるか、お子さん自身の適性や個性も含めて考えることが、きっと教育費の方針の根っこになることでしょう。

次回は、STEP3の教育費に適した金融商品選び等についてお話しましょう。

八木陽子

八木陽子 (やぎ ようこ)

株式会社イー・カンパニー代表、ファイナンシャルプランナー

出版社で女性情報誌の編集部勤務をへて独立。「お金は生活に必要なものなのに、なぜ、日本では向き合う機会が少ないのだろう?」という疑問を持ち、堅いお金の話を楽しく分かりやすく伝える伝道師になる!と決意。二児の母としての消費者の視点から、親子でお金と仕事を学ぶ「キッズ・マネー・ステーション」主宰。現在は、マネー相談、講師、執筆など、幅広く活動している。

HP:http://ecompany-gr.com/
ブログ:http://ameblo.jp/ecompany-yagi/
著書:「6歳からのお金入門」(ダイヤモンド社)

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