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お金

子育てファミリーのための
「お金」のレッスン

学校では教えてくれない「お金の基本」や、毎日忙しい子育て世代にこそ知ってほしい「お金の使い道」をレクチャーします!

アインシュタインが「人類最大の発見」といった○○とは?

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの八木陽子です。

学校ではなかなか教えてもらうことがない「お金」のこと。
アルベルト・アインシュタインは、天才物理学者として有名ですが、アインシュタインが「人類最大の発見」といったエピソード(*)を持つ、お金に関係する言葉をご存じでしょうか?

人類最大の発見は、○○である。

○○に入る言葉は、なんでしょうか?

答えは、「複利」です。
「単利や複利って、言葉は聞いたことがあるけど、よく分からない...」と口ごもるママがいますが、「単利」と「複利」の違いを見てみしょう。

「単利」と「複利」の特徴

「単利」と「複利」の違いは利息の付き方になります。
利息とは、銀行などにお金を預けたとき、金額や期間に応じて一定の割合で「受け取る」ことができるお金のことです。

お金を借りた場合の利息は、借りる金額や期間に応じて一定の割合で「支払う」ことになります。

そして、「単利」とは、利息を足さずに最初の元金のまま計算、「複利」とは元金に利息をいれて計算をする方法になります。
下の図表は、「単利」「複利」を解説したものです。
例として、年間の利息10%、元金100万円からスタートしたとします。

【単利の場合】
毎年、「100万円の元金」に10万円ずつ利息がつきます。3年目の元金と利息の合計は130万円になります。

【複利の場合】
「複利」の場合は、1年目は元金100万円に10万円の利息で、これは単利の場合と変わりませんが、2年目以降の元金は、利息を含めるため、2年目は元金110万円、3年目は元金121万円になります。そして、3年目の元金と利息の合計は133万円になります。

つまり、
●「単利」とは、利息が元金に組み入れられない。
●「複利」とは、利息が元金に組み入れられる。
ということになります。

それでは、実際に資産運用をした数値で、「単利」と「複利」を比較してみましょう。
たとえば、毎月の積立金額1万円、利率2%の場合です。

スタート時は0円、同じ金利でも、10年や20年で、少しずつ差が開きます。
小さな金額でも、利息とあわせて、積み重ねていけば、少しずつ大きなお金になっていきます。

「複利」の効果というのは、預ける期間が長くなるほど、また、元金が大きいほどメリットが大きくなります。
小さなボールを転がしながら少しずつ大きなボールにしていくイメージです。

この発見は、お金を管理・運用するにあたって、さまざまなところで生きてきます。

たとえば、現在、夫婦ともに働く家庭も増えており、別々のお財布という夫婦も多いです。
でも、将来のためにお金を増やしていくにあたっては、夫婦ともにお財布をあわせて、「少しでも大きなお金」にしてから運用したほうが、「複利」の効果を享受できます。

便利な計算式、72の法則

次にどのぐらいの金利だと、どのぐらいの期間で増えるかの目安を知るのに便利な方式をご紹介します。
手持ち資金が倍になる年数が簡単に計算できるのが、「72の法則」といわれるものです。

72の法則は、72÷金利で「倍になる年数」が分かります。

たとえば、現在の銀行の普通預金の金利は0.01%のところが多いですが、72の法則にあてはてはめると、

72÷0.01=7200年

現在の銀行の金利では、元金を倍にするのに、7200年かかります。
気が遠くなりそうな年月ですね。

ある親子マネー講座で、倍になるまでに7200年かかると実際に電卓で計算したところ、「子孫に引き継ぐお金にするしかないなぁ」と発言したお子さんがいて、ママたちは爆笑していました。

でも、教育資金や住宅資金など、生きている間に必要なお金だとしたら、引き継ぐのではなく、生きている間に増やしたいのが、切実な願いかと思います。
もし2%の金利で資産運用できたらどうでしょうか?

72÷2=36年

36年という数字なら、生きているうちに倍になる見通しが出てきました。
でも、2%の金利での計算ですから、貯金をしていくだけでは実現しませんね。

まずは、「単利」と「複利」の区別、そして「複利」の効果を知って、夫婦のお財布を潤すことができたらと思います。

*アインシュタインが言ったか否かは諸説があります。

八木陽子

八木陽子 (やぎ ようこ)

株式会社イー・カンパニー代表、ファイナンシャルプランナー

出版社で女性情報誌の編集部勤務をへて独立。「お金は生活に必要なものなのに、なぜ、日本では向き合う機会が少ないのだろう?」という疑問を持ち、堅いお金の話を楽しく分かりやすく伝える伝道師になる!と決意。二児の母としての消費者の視点から、親子でお金と仕事を学ぶ「キッズ・マネー・ステーション」主宰。現在は、マネー相談、講師、執筆など、幅広く活動している。

HP:http://ecompany-gr.com/
ブログ:http://ameblo.jp/ecompany-yagi/
著書:「6歳からのお金入門」(ダイヤモンド社)

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