子どもと四季を楽しむ「ガーデニング」のコツ
取り入れやすいキッチンガーデニングから本格的なおうちガーデンまで、ガーデニングの工夫をご紹介します。
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子どもと四季を楽しむ「ガーデニング」のコツ
取り入れやすいキッチンガーデニングから本格的なおうちガーデンまで、ガーデニングの工夫をご紹介します。
2015.07.22
夏。朝の爽やかな空気の中、ベランダで育つ草花に水をやりながら緑々しい姿を見るのは楽しく、とてもリラックスできる時間です。ベランダという小さな場所ではありますが、土があり、緑があるだけで豊かな気持ちになります。終わった花や混み入った部分の葉を摘み取って、姿を整えたり、リビングから見えるベランダの景色を意識しながら配置を入れ替えたり・・・。そんなことも、「愛しのわが家」の喜びのひとつではないでしょうか。
今回は、そんな夏の草花を、家族でもっと楽しむ方法をひとつ、ご紹介したいと思います。
どんどん増えていくミント、次々と花をつける矢車草やアリッサム。初夏から秋にかけて、ベランダで育てる草花はどんどん賑やかになっていきます。そんな元気な草花のフレッシュさを氷の中に閉じ込めて、器をつくってみました。
少し季節外れですが、ベランダでまだまだ元気に咲いてくれているパンジーの氷の器です。簡単につくれる上、グリーンサラダやカットフルーツ、プチトマトをそのまま入れても絵になり、食卓が華やかになるので、わが家では夏になるとよく登場します。ホームパーティのときも、ちょっとしたサプライズになって、喜ばれるのでつい嬉しくなってしまいます。
これは、100円ショップで売っている、氷の器をつくる専用の容器でつくりました。
下の容器に水を張り、小花を浮かべた状態で上の容器をかぶせて冷凍庫に入れるだけ。1㎝ほどの厚みがある、しっかりとした氷の器ができます。
もちろん、家庭にある容器でも簡単につくれます。
<用意するもの>
器は冷凍庫に入れるので、割れないプラスチック製のものがおすすめです。水はいちど沸騰させたものを使うと、透明感がでます。植物は厚みのないものを選ぶと、優しく涼しげな印象の器ができます。
わが家で氷の器作りに活躍しているのは、入れ子型に収納ができるプラスチック製の大小のボウル。大きいほうに湯ざましを張ります。
今回は紫系の花を組み合わせてつくってみます。首のところでカットした花を裏向きにして水に浮かべます。こうすると、氷の器になったときに、外側に花が向きやすくなります。(たまにひっくりかえったりしてしまいますが、それはご愛敬)
上から小さい器を乗せて、重しを入れ、粘着テープで固定します。外側から花の配置を確認し、バランスをみながら竹串などをつかって微調整。さらに茎ものをピンセットなどで足していきます。
整ったら冷凍庫の中へ。
固まったら完成! 全体を軽く水道水で流すと、ボウルから氷の器がするりと外れます。
いかがでしたか? 使う容器のサイズの差が大きければ、しっかりとした厚みのある器に、逆に、差が小さいと透明感のある器ができます。花の色を数種類まぜても、華やかな器になって素敵です。お子さんと一緒につくるのも楽しいと思います。ご家庭でもぜひ試してみてください。