子どもと四季を楽しむ「ガーデニング」のコツ
取り入れやすいキッチンガーデニングから本格的なおうちガーデンまで、ガーデニングの工夫をご紹介します。
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子どもと四季を楽しむ「ガーデニング」のコツ
取り入れやすいキッチンガーデニングから本格的なおうちガーデンまで、ガーデニングの工夫をご紹介します。
2015.11.20
ハロウィンが終わり、街は一気にクリスマスムード。キラキラ煌めくイルミネーションは見ているだけで幸せな気分にさせてくれます。
今回は、我が家のベランダガーデニングでクリスマスムードを楽しめる、イルミネーションのご紹介です。
ベランダガーデニングに使えるイルミネーションは3つのタイプに分けられます。
1 ソーラータイプ
2 コンセントにつなぐタイプ
3 電池タイプ
ソーラータイプは電気代がかからないというのが大きなメリットです。我が家ではウッドアーチとフェンスに使っています。
ただし、曇りの日でも光量を多く取れるものは、ソーラーの面が大きく、我が家で使っているものも一片が25㎝とかなりの大きさ。太陽があたるように設置しないといけないので、設置場所が限定されるというのがデメリットといえます。
コンセントにつなぐものは、長さやライトの点滅などのバリエーションも多く好きなものを見つけやすいのがメリットです。また、LEDライトを使用しているものがほとんどなので、電気代もさほどかかりません。
ベランダにコンセントがない場合でも、窓をしっかり閉められるプレートタイプの延長コードを使えば利用できます。ホームセンターなどで、"ウィンドウケーブル"などという名称で売られています。
デメリットがあるとすれば、コンセントが遠いと、伸びたコードが気になるので隠す処理が必要ということでしょうか。
その点、電池タイプは、場所を選ばず、コードを隠すのも簡単です。ライト部分が防水加工されている野外用もたくさん出ています。ただし、電池部分は濡れてしまうと漏電やショートの危険があるので、水に濡らさないように気をつける必要があります。ウッドフェンスにハンギングバスケットなどをかけて、専用場所を作っておくと安心です。雨が吹き込む場所は避けることが前提ですが、食材の冷凍保存に使う、ジッパー部分の密封性が高いビニール製の保存袋に入ると安心です。電池ケースを袋の中に入れたらコードを袋の端の寄せて、しっかりとジッパーを閉じます。
実は我が家では、180cmのクリスマスツリーを通年ベランダに出しています。片付けないことで限りある収納スペースにツリー分の余裕ができますし、フェイクではありますが、そのほかのベランダの植物となじんで、ボリュームのある常緑樹として活躍してくれます。
注意しなければいけないのが、風などで倒れないようにする処理。ホームセンターなどで売っているV字型のレンガで足の部分をカバーすると安心です。
ツリー意外でも、フェイクのアイテムはベランダのクリスマス支度に便利です。トピアリーやリースなどをポイントとして使うのもオススメです。
イルミネーションの設置には、イルミネーションライトのほかに、それを取りつけるものが必要です。100円ショップなどでも売っている、植木を拘束する針金が便利です。アイビーなどの繊細な植物をライトアップさせる場合には、ツタ自体にライトを結び付けるのではなく、U字に曲げた支柱を葉が被るように土に刺し、それに結びつけると植物にダメージがありません。
また、イルミネーションは、ビニールコードで連結されているものが一般的ですが、最近たくさん登場しているのが、下の写真のような細いワイヤーにライトが連なっている電池タイプもの。コードが目立たないだけでなく、自由にフォルムを形作れるので扱いやすいです。
ホタルのようなかわいい光が飛んでいるように見え、植木にふわっと乗せるようにつけるだけでステキなイルミネーションが完成します。
いかがでしたか。
リビングから見えるベランダの一角をイルミネーションスペースにするだけで、冬の夕暮れが待ち遠しくなります。視線が外に向けられるため、空間の広がりも味わえます。お部屋のクリスマス飾りとともに、ぜひベランダのクリスマス支度も楽しんでみてください。