どうしたら片付けてくれるの?ママと子どもの「お片付け」のコツ
毎日毎日散らかすわが子に悩むママ達のための、子どもと一緒に上手にすすめるお片付けのコツを紹介します。「親・子の片づけ教育研究所」理事の橋口真樹子さん監修のもと、マスターインストラクターがバトンをつなぎ、リレー形式でコラムを連載します。
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どうしたら片付けてくれるの?ママと子どもの「お片付け」のコツ
毎日毎日散らかすわが子に悩むママ達のための、子どもと一緒に上手にすすめるお片付けのコツを紹介します。「親・子の片づけ教育研究所」理事の橋口真樹子さん監修のもと、マスターインストラクターがバトンをつなぎ、リレー形式でコラムを連載します。
2017.01.12
こんにちは、一般社団法人「親・子の片づけ教育研究所」理事の橋口真樹子です。
2017年が始まりましたね。昨年末の大掃除後のキレイは、まだキープできていますか?
今年も当研究所のマスターインストラクターによるリレーコラムをお送りいたします。
どうぞよろしくお願いたします。
今回は、これまでのコラムを振り返ってみます。
「今の時期は片付かないのも仕方ない・・・」
小さな子どものママ達は、あきらめたくなることもありますよね。
ですが、子どもが大きくなっても、片付けバトルは続きます。
お片付け講座は、いまやありとあらゆる年代の方に大人気です。
20代から90代までの方々が皆、片付けられないと悩んでいるのです。
片付けは、気付いた時が始め時です。
子どもとの片付けバトルを終わらせませんか?
本コラムのバックナンバーを、もう一度振り返ってみましょう。
マスターインストラクター達の「仕組みづくり」と「関わり方」の工夫は、「片付かない!」を解決するだけではありません。
家族のために頑張るママを思いやる気持ち、手伝ってくれるような家族関係まで、築けるようになるのです。
●「子どもの計画性を育てるおやつ収納」
おやつの収納を少し工夫するだけで、子どもが自分で出し入れしてくれるアイディアをご紹介。
ママがラクになるだけではありません。
子ども自身が食べ過ぎに気をつけるようになったり、おやつを介したコミュニケーションを家族やお友達と楽しんだりと、嬉しい効果がたくさん!
「自分の物は自分で管理する」という大切な力を、子どもに楽しく学ばせるおやつ収納は、マスターインストラクター川村あゆみの記事をぜひ読んでください。
●「リビングに置く子どもの勉強グッズや学用品収納、我が家の工夫」
リビング学習派の小学生がいる家では、学用品をすっきり収納することに悩むママたちは多いです。
リビングの学用品コーナーは、スッキリさせたい、でも戻しやすくないと子どもは片付けてくれない!
「ママと子どもの都合がずれたときにどうするか?」を、マスターインストラクターいわさきなおこが上手に解決した記事です。
●「園や学校のお便りやプリント類、どうしてる?!子どもに片付けを任せるコツ」
「どんどん増え続けるプリント、どうすればいいの?!」は、幼稚園でも小学校でも聞かれる質問です。
マスターインストラクター山崎真弓の小学4年生の娘が持ち帰るプリントは、子ども用とママ用が混在。
子どもには自分でしてほしい思いから、幼稚園時代から山崎が工夫してきた仕組みづくりと声かけを参考にしながら、プリント問題を解決しましょう!
●「洗濯物を子どもに片付けてもらうコツ」
高校生、中学生、小学生がいるお家の洗濯物は、洋服、制服、部活着と大量です。
「自分の服は自分でたたんで片付ける」を子ども達に伝えたいと、マスターインストラクター大原友美はさまざまな工夫をこらしてきました。
子どもの都合も尊重しながら、協力してもらえるためにどうしたか。
大原友美の工夫をぜひご参考ください。
●「子どもを巻き込むクローゼットの収納改善」
5歳の息子とママのクローゼットは、同じ場所。
でも、身長が違えば使いやすい場所も違う。
「小さな子どもが自分で着替えができるには?」マスターインストラクター永岡寛子が子どものやる気スイッチを上手に押して一緒に決めたクローゼット収納とは、どんなものかご覧ください。
マスターインストラクター達の子どもが片付けてくれるのは、片づけやすい仕組みづくりだけが理由ではありません。
仕組みを作った上での、ママの子ども達への関わり方のたまものです。
片付け方が分かっても、全ての子どもが「片付け大好き!片付け楽しい!」と考えるようにはなりません。
小さな頃は片付けてくれた子どもでも、中学生以降は学校や部活が忙しすぎて、片づける時間も意欲も下がってくるものです。
だからこそ、面倒と感じても「ママが言うならやらなくっちゃな」と思ってもらえる関係性を築くこと、最終的にはこれにつきるのです。
部屋が片づくと、心に余裕が生まれます。
心に余裕ができると、子どもへの声がけも穏やかになります。
すると、子どももママのいうことを聞いてくれたり、時には手伝ってくれるようになります。
片付けてくれないとイライラしていた時には見えていなかった子ども達の、本来の良さや可愛さに気づけるようになります。
マスターインストラクター達は、みんな素晴らしい笑顔です。部屋を片付けることで主婦としての自信が生まれ、子ども達に上手に関われるようになることで、ママとしての自信も手に入れたからです。
あなたもお片付けを始めませんか?
そして部屋づくりにも子育てにも、自信を持てるママになりましょう。
引き続き、マスター達から等身大のコラムを隔月で届けます!
コラムでご紹介する「仕組みづくり」と「関わり方」を参考にしながら、「片付けから始まるママと子どもの笑顔の暮らし」を手に入れてくださいね!