あの街この街
「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
ここから本文です
あの街この街
「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
2016.10.04vol.14
東京に住んでいても、子育てをするならなるべく自然環境が豊かな場所で・・・と考えているお母さん、お父さんは多いのではないでしょうか?
海や川に面した江東区は、23区内の中でも、多くの自然に触れることができるスポットが充実しています。さらに、図書館や保育所、小学校の数が多いことから、子育て家族の流入が急増しています。今回は、そんな魅力溢れる江東区についてご紹介します。
旧中川を挟んだ大島小松川公園や海を一望できる夢の島公園など、江東区には自然豊かな公園が数多く存在します。広大な芝生を設けている公園もあるため、体をたくさん動かして遊びたいお子さんにはオススメです。
さらに、ガスの科学館や水の科学館など、小学生から大人まで楽しむことができる施設もあり、年間を通してさまざまなイベントが開催されています。
区内には、JR線、都営地下鉄、東京メトロが乗り入れているほか、バスの本数も多いため交通の便が良く、時間帯を問わず気軽にお出かけができるところも魅力の1つです。
江東区では出産前の妊婦さんや、ひとり親家庭を対象にした支援制度が充実しています。
妊娠が分かった方には妊婦健康診査受診票が渡され、14回の検査を無料で受けることができます。(検査内容によっては自己負担額が発生します)
産後ケア事業も充実しているので、妊娠から出産までの不安が多い時期を安心して過ごすことができるでしょう。
また、ひとり親家庭を対象に資金の貸付を行う制度「母子及び父子福祉資金」は、ひとりで子どもを育てている親御さんの自立をサポートしてくれます。就労支援事業や相談窓口も用意されていることで、最近問題になっている「孤立育児」を防ぎます。
現在、東京都は待機児童ゼロを目指し、今年度だけで保育定員を1万2千人規模で拡大する方針を掲げています。臨海エリアでタワーマンションの開発が進む江東区でも待機児童数は増加傾向にあり、保育所の増設を急いでいます。
23区内でも保育所数の多い江東区ですが、今後も小規模保育所や家庭的保育事業、居宅訪問型保育事業の増加が予想されます。
「とにかく預け先を探さなければ」と焦ってしまう方も多いでしょう。しかし、お子さんが安心して過ごすことができる保育所を探すためには、お母さん・お父さんがしっかりと保育室を見学し、雰囲気を確かめたうえで申し込みを行うことが大切です。
子ども・子育て支援新制度の開始に伴い、江東区ではファミリーサポート事業や病児・病後児保育事業などの充実が図られています。自治体の子育て支援制度をうまく併用し、家族にぴったりの保育スタイルを探してみてくださいね。