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子育て環境

あの街この街
「子育て環境」レポート!

ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。

夜間や日曜日に子どもの診察をしてくれる都内の医療機関

我が子の風邪がなかなか治らないのに、仕事が残業続きでなかなか小児科に連れていってあげられない。そんな悩みを抱えた働くお母さんは多いのではないでしょうか。微熱程度の発熱であっても、子どもは急激な体調変化を起こしやすいので、なるべく受診を先延ばしにはしたくないものです。

「仕事の後でも連れて行くことができる小児科があったら・・・」「日曜日に子どもの診察をしてもらいたい」特に東京都内では、共働き家庭や核家族が増えているため、こういった悩みを抱えるママたちが多いようです。

仕事が忙しくて小児科に行けないママも安心。東京都が推進する小児救急医療

東京都では平成14年より、小児初期救急医療体制を整えるべく、夜間および休日の小児医療の拡充を推進してきました。平成28年7月の時点で、84箇所の病院が休日・夜間帯に小児の診療を行っています。

お腹が痛い、熱があるなど、入院を必要としない症状の小児に対し、地域の保健センターや中核病院が通常の診療時間外であっても対応をしてくれます。

小児初期救急医療の情報は、事前に役所の窓口やホームページを利用してチェックしておくと良いでしょう。いざ必要になった時には、焦って調べている間に子どもの容態が変わってしまう可能性もあります。健康で余裕がある時にこそ、自宅や職場から最も近い場所で時間外でも診察を行っている病院がないか、調べておくことをお勧めします。

▶ 東京都の「初期小児救急医療」についての詳細はこちらから

休日・夜間診療や歯科の情報もチェックして、家族の健康サポート体制を整えよう

2016年の7月には、新宿区で「しんじゅく平日夜間こども診療室」の事業がスタートしました。国立国際医療研究センター病院内にて、15歳未満の子どもを対象とした診察を行っています。地下鉄の駅からほど近い場所にあり、区民でなくても利用できるため、新宿区近辺にお勤めのパパママの仕事帰りにも立ち寄りやすいでしょう。

▶ 「しんじゅく平日夜間こども診療室」についての詳細はこちらから

緊急的に小児初期救急医療を利用する場合、特に休日・夜間は普段通院しているかかりつけの医師と連絡が取ることが難しいため、救急での診断や処置についてはしっかりメモを取っておきましょう。後日、かかりつけ医にその内容を伝えることは、引き続きより安心で確実な医療を受けるために大切です。

また、夜間や休日に子どもが急激な虫歯の痛みに襲われたり、詰め物が取れてしまって痛みが生じたりすることは珍しくありません。小児科だけでなく、歯科の情報も調べておくことで家族の健康サポート体制は、より強固なものになるでしょう。東京都歯科医師会のホームページでは、都内各地域において休日(日曜・祭日・年末年始等)に応急診療を行っている歯科を紹介しています。

▶ 「東京都歯科医師会・休日歯科応急診療」についての詳細はこちらから

予測できない子どもの体調不良に備え、いざという時に頼ることができる医療機関を知っているだけで安心ができます。受診の際は、健康保険証、乳幼児医療証、子ども医療証をお忘れなく。

ライター:佐藤 愛美
保育士として保育園、子育て支援センターでの勤務経験を経てフリーライターに。現在、子育て関係の記事を中心に執筆している。地域に住むママさんパパさんのリアルな声を聞き、必要な情報を発信していけるように頑張ります!

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