あの街この街
「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
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「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
2017.01.26vol.22
「子どもと一緒に出かけられる場所はどこ?」ママ1年生のころの私は、子連れで出かけられる近所の施設やイベントを探すのに苦労していました。
同じように、子どもを持って初めて地域の子育て支援センター等の場所や、参加できるママ向けのイベントを知る人は多いのではないでしょうか?
新米ママにとっては、「子育て情報の入手先や施設を知る」ところからがスタート。川崎市には、そんな新米ママに嬉しいアプリがあることを発見!今回は、川崎市の子育て環境についてレポートします。
川崎市が子育て世帯向けに提供している「かわさき子育てアプリ」。2016年4月にリリースされたこのアプリには、地域の子育てに関するイベントの情報や公園等のお出かけスポットの情報が詰まっています。
また、GPS機能で近くの医療機関を検索できるページや、市が提供する健康・子育てに関するサービスのリンク先が一覧になっているページがあり、保育園・幼稚園情報、健診や予防接種の情報、産前・産後家庭支援ヘルパー派遣事業等、ママが子育て中に必要とする情報が網羅されています。
冊子を開いたり、サイト内を検索することなく欲しい情報を探せるのは、忙しいママにとってありがたいですよね!
「かわさき子育てアプリ」のなかでも特に良いなと思ったのが、日付別のイベント一覧から「今日参加できるイベント」が見つかること。子どもの体調や機嫌に左右されてなかなか予定を立てられなくても、当日参加できるイベントや解放されている遊び場の情報を知ることができれば、調子が良い時だけ気軽にお出かけをすることができます。
さらに、アプリでユーザー設定をしておくことで、子どもの月齢に合った、参加可能なイベントのみが表示されるのも嬉しいポイント。楽に欲しい情報だけを手に入れることができます。
私は育休中、子育てイベントの情報を市役所や子育て支援センターでしか入手することができず、参加したいと思ったイベントも応募者多数で既に締め切られていることが多かったので、いつも行く場所が決まっていました。
もっと多くの情報を手軽に得ることができたら、いろいろな場所に出かけられ、子どもにたくさんの経験をさせてあげることができたり、ママ友の輪も広がったのだろうなと思います。私の住む自治体にも「かわさき子育てアプリ」のようなサービスがあったらなぁ・・・と思わずにはいられません。
子どもが2歳のころに都内から川崎市に転居して子育てをしている友人に聞くと、川崎市には市が主催する子ども参加型のイベントがとても多いことに驚いたそうです。
先日も「0歳から鑑賞できるミュージカル」の案内が彼女から届きましたが、これも川崎市が主催するイベントのひとつで、市外在住でも参加可能なものもあるようです。
「かわさき子育てアプリ」には、毎日のように親子で参加できるイベントが複数掲載されています。友人も「川崎市に移り住んでから、子どもと出かける機会が増えた」と話していました。
ここ数年、「住みたい街」としてファミリー層から人気を集める武蔵小杉をはじめ、都内や神奈川県内の主要駅へのアクセスや買い物に便利な川崎駅周辺、落ち着いた住宅街が立ち並ぶ田園都市線沿いなど、子育て世代が多く住む川崎市。時代に合ったツールを活用しながら、家族の絆が深まるような取り組みをしている優しい街だという印象を受けました。