あの街この街
「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
ここから本文です
あの街この街
「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
2017.02.02vol.23
東京都心部までアクセスが良く、駅周辺にショッピングモールや図書館、映画館が立ち並ぶさいたま市は、「住み続けたくなるまち」「訪れたくなるまち」を目指し、都市化計画が進められています。また、若い世代をゆとりある環境で育てることを課題に掲げているため、多様な子育て支援計画にも期待が高まる地域です。
さいたま市は埼玉県と共同で、子育て家庭の優待制度を行っています。妊娠中の方、もしくは中学生までの児童を養育している家庭を対象に「パパ・ママ応援ショップ優待カード」が配布され、市内の協賛店舗にて提示するとお得なサービスが受けられるというものです。カードは子育て支援センターや児童館、役所の窓口にて配布されています。
また、さいたま市は全国子育てタクシー協会による「子育てタクシー」を利用することができるエリアです。子連れの外出で荷物が多い時、出産時、子ども一人の通園・通学などの代行サービスなど、何かと心配事の多い子育て家族の移動をサポートしてくれます。ドライバーは救急救命や子育てに関する実習を受け、専門的に勉強をしているため安心して任せることができます。
このように、知っておくと便利な情報は「さいたま子育てWEB」にまとめられています。市からのお知らせや、保育園・幼稚園の情報、助成金のことなど多岐に渡り子育て情報が紹介されているので、市内に住んでいる、住むことを検討しているパパ・ママはチェックしてみてくださいね。
▶「パパ・ママ応援ショップ優待カード」についての詳細はこちら
さいたま市内には10か所の子育て支援センターが存在し、0~3歳未満の子どもとその保護者が無料で利用することができます。施設内には乳幼児がのびのびと遊べるスペースや、授乳・オムツ交換コーナー、育児情報掲示コーナー等があり、利用者同士の交流にも役立っています。予約は不要なので、買い物帰りにちょっと立ち寄って子どもを遊ばせる場所にもぴったりです。
センターでは、月齢ごとに親子遊びのイベントを定期開催していますが、月に2回「パパサンデー」として日曜日も開所し、父親向けのイベントや講座を行っています。平日は仕事が忙しく、なかなか子どもと遊ぶ時間がないというパパも、「パパサンデー」をきっかけに思いきり親子遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。
さいたま市では、親子が絵本を通して心安らぐ時間を過ごすことができるように「ブックスタート事業」が行われています。
4か月児健診を受ける乳児の家庭を対象にしたもので、健診のお知らせと一緒に絵本の引換券が届きます。引換券を各地区の子育て支援センターに持っていくと、人気の赤ちゃん絵本「じゃあじゃあびりびり」(偕成社)を貰うことができます。
さらに、センターの職員から絵本の読み聞かせや、絵本の選び方についてアドバイスを聞くことができます。そのまま子育て支援センターで遊ぶこともできるので、ぜひ親子でお出掛けしてみてくださいね。