あの街この街
「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
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あの街この街
「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
2017.03.09vol.27
東京都23区の南端に位置する大田区は東京都23区の中で最も広く、ファミリーに人気のあるエリアです。また、人工海岸で浜遊びを楽しむことができる大森ふるさとの浜公園や、春にはお花見客で賑わう洗足池公園など、大小さまざまな公園があることも魅力のひとつです。
今回は、大田区の子育て支援についてご紹介します。
大田区では、母子健康手帳の配布時に、子どもが2歳になるまで使用できる「育児応援券」が渡されます。妊娠期間に使用できるものが1枚、乳幼児期間に使用できるものが2枚、合計3枚の「育児応援券」が母と子の保健バックの中に入っているので忘れずにチェックしてみてください。
「育児応援券」を利用して、区立保育園に勤務する保育士や栄養士、看護師に育児相談ができ、ママたちの悩みや疑問に対して丁寧で、専門性の高いアドバイスをしてもらうことができます。また、保育園の給食の試食を行うことができるので、子どもの発達段階に適した食事作りのヒントになりそうです。
保育園探しをしているママは、見学を兼ねて「育児応援券」を使ってみてはいかがでしょうか。同年齢の子どもたちの姿を見ることもできるので、我が子の入園後の生活のイメージが浮かびやすいと思います。
希望する園に前日までに連絡をすれば利用することができるので、散歩のついでに遊びに行く感覚で、気になる保育園へ出掛けてみませんか?
保育サービスアドバイザーは、2013年より大田区役所の保育サービス課で始まった育児支援です。保育園選びから見学の方法、申し込み手続きから内定発表まで、保育園探しに関する相談を多岐にわたり受け付けています。各家庭のニーズを細かくヒアリングした上で、認可保育園以外にも、保育ママや認証保育所、一時預かりサービスなどの情報を提供しています。
アドバイザーは区立保育園で勤務経験のある保育士のため、保育園探しに関すること以外にも「夜泣きが止まらない」「引っ越してきたばかりでママ友がいない」など、育児の悩み全般に対してアドバイスやサポートをしてくれます。
また、区のホームページではアドバイザーへの相談時に「お子さんをお連れになっていただいて大丈夫です」「相談の途中でお子さんがぐずってしまっても大丈夫です。お子さんの機嫌が直ってから相談を再開することもできます」と、丁寧な案内書きがあるので子ども連れでも安心して利用できますね。
いつでも相談することができる窓口のひとつとして、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。