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子育て環境

あの街この街
「子育て環境」レポート!

ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。

【鎌倉市の子育て支援】子育てしやすい住環境を求めてファミリーが移住する街

恵まれた教育環境に加え、安心して暮らせる住環境、医療機関も充実していて、各社の「住みたい街ランキング」などでもよく上位に選ばれる人気の街。

これは、観光で訪れた人たちが、情緒あふれる古都の町並みや海を見渡せる景勝、豊かな食文化に触れ、「こんな土地に住んでみたい」という憧れを抱いた結果なのかもしれません。

休日には家族で自然の中に出かけ、地元の新鮮な農産物が手に入る素敵な暮らしも連想させます。子どもの情緒を育むのにも一役買いそうな鎌倉市の子育て事情をお伝えします!

地域に関する相談ができる「鎌倉子育てガイド」

ママたちが鎌倉の子育て情報をボランティアで発信している「鎌倉子育てガイド」。"鎌倉に移住してきたママたちが子育て情報の不足に泣いた経験から生まれた"というだけあって、子どものライフステージ別の情報やおでかけ・遊び場、キッズ&ママの習い事など、ママたちが知りたいリアルな情報が、丁寧にわかりやすく網羅されています。

「セレモニー」の項目をクリックすると、お宮参りや七五三など家族のお参りによく使われる神社やお寺の情報を集めた「お参り」リンクや、混雑する秋の観光シーズンでの七五三やお宮参りのポイントをまとめた「コソガイレポート[鎌倉 秋のお祝いごと]」が用意されており、鎌倉らしさを感じさせます。

▶「鎌倉子育てガイド」の詳細についてはこちらから

さらには、掲示板や質問箱があり、地域に関する身近な疑問や質問に答えてもらうことができます。子どもの進学先や近所の病院のことなどは、知りたくてもなかなか聞けなかったり、相談できる先輩ママがいなかったりするもの。地元に関するピンポイントな情報を地域の方に気軽に質問できるのは、ありがたいですよね。

都心に通勤圏内の、生活感度の高い街

「平日は仕事でなかなか時間がとれない分、休日くらいは家族でゆっくり過ごしたい」。そんなオンオフのある暮らしを望む人に、人気の鎌倉市。JR鎌倉駅から品川駅まで横須賀線で約50分、渋谷駅まで湘南新宿ラインで約55分。充分に通勤圏内でありながら、近くに海も山も、神社仏閣も、地産の新鮮な農産物まで揃っています。

実際に調べてみると、人口1万人あたりの中学校・高校の数や、一般病院・一般診療所・歯科診療所の数が全国的にも多く、一方で刑法犯認知件数は全国的にみても少ない市であることがわかりました。鎌倉市は、教育環境、医療環境、住環境が良く、子育て世帯が安心して住まうことができる生活感度の高い街と言えるのではないでしょうか。

休日ごとにコースを変えて、自然の中を散策

鎌倉で生まれ育った友人(20代後半・女性)に話を聞くと、「子ども時代は、教科書に載っているような神社やお寺を遊び場にして、暗くなるまで泥だらけになって遊んでいた」といいます。「おかげで学生時代に発展途上国の支援に行ったときも、戸惑うことなく、現地の子どもたちを前に、"どうやって遊ぶ?"と、皆で考えることが、子ども時代を思い出して懐かしかった」そうです。

自然に触れて育つことで、思いやりの気持ちが育ちやすいとも言われています。私の友人も、仕事できちんと成果を出しながら、休日はNPOの活動に参画し、人のために汗を流せるステキな女性です。確かに一理あるのかなと思います。

観光地としても人気の鎌倉は、あじさいの名所「明月院」や雨上がりの竹林が特に美しい「報告寺」など、四季折々の見所があります。環境客がわざわざ足を運ぶところを、散歩感覚で楽しめるのが、地元住民のオイシイところ。

今週は歴史散策コース、来週は文学散策コース、あたたかくなったら海周辺に行ってみよう!などと、休日ごとにコースを変えて、家族で散歩するのも楽しそうです。

▶「鎌倉散策・ハイキングコース」の詳細についてはこちらから

また鎌倉市は、年に12回、「一日冒険遊び」を開催しているようです。「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに、自然の中で、木工、ロープワーク、火起こし、竹細工、野外調理などが体験できるこの野外イベントに参加することで、地域の大人やほかの子どもたちとの交流も生まれるかもしれません。

▶「一日冒険遊び場」の詳細についてはこちらから

「鎌倉野菜」と充実した食育環境が身近にある

最近注目の「鎌倉野菜」も、鎌倉市が誇る魅力の一つです。特定の品種があるわけではありませんが、鎌倉の近郊で栽培・収穫され、仲卸しを通さずに販売されている野菜が「鎌倉野菜」と呼ばれているそうです。

鎌倉の土壌は、海と山に囲まれ、ミネラル成分を多く含むため、野菜の味が"ものすごく濃い"ことが特徴。新鮮な野菜を近所の直売所で、お手頃価格で購入できるのは嬉しいですよね。「これは、あそこの畑で穫れた野菜かな?」という会話をしながら、子どもと一緒に市場で買った食材を調理するという日常が生まれそうです。

さらに鎌倉市は、「かまくら食育カレッジ」と称し、食に関する学びが得られる場を設けています。「食をとおした健康づくり」、「食をとおした人づくり/食からはじめる環境づくり」、「食の『わ』でつなぐ地域づくり」などのテーマで、それぞれの興味・関心に応じた講座を受講できるようになっているようです。

私もそうですが、子どもが生まれて始めて食の大切さを感じるママも多いのではないでしょうか。「食とは何か?」を子どもと一緒に考え、実生活に役立てるきっかけがあるのは素敵なことですよね。

▶「かまくら食育カレッジ」の詳細についてはこちらから

豊かな自然も新鮮な野菜も子育てに役立つ情報も整っており、家族と充実した余暇を過ごすことのできる鎌倉市。オンオフの区別をしっかりつけて、家族との"暮らし"を楽しめそうです。

ライター:はしもとゆふこ
女性向けの雑誌やWEBサイトで編集の経験を積んだ後、出産を期にフリーランスに。「キャリア」「子育て」「中古住宅&リノベ」を主なテーマにエディター・ライターとして活動。「二枚目の名刺WEBマガジン」副編集長も務める。

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