あの街この街
「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
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あの街この街
「子育て環境」レポート!
ファミリーにやさしい街さがしのポイントや、子育てを支援してくれる行政のサポート情報などをママライターが紹介します。
2017.12.01vol.40
大阪の「キタ」にも「ミナミ」にも機動性よく移動できる大阪市福島区。JR環状線福島駅からは大阪駅までたったの2分、地下鉄や市バスなどの交通網も充実し、他府県へのアクセスも抜群です。
子どもと遊ぶなら区内最大規模の面積を誇る「下福島公園」や桜の有名な「浦江公園」があり、季節の移り変わりも感じられます。都市部ですが、昔ながらの下町の良さも残る雰囲気があり、子育てにもおすすめの街です。
海老江にある「福島区 子ども・子育てプラザ」には、軽運動室、集会室、和室、クラブ室、談話室などがあり、子どもたちがすべり台やボールプール、おままごとセットなどの遊具で遊んだり、スポーツをしたりできます。
対象の中心は0歳字~未就学児童ですが、軽運動室や「こどもルーム」は小・中・高校生にも開放しています。小さめの体育館のような場所で、子どもが伸びやかに育つための健全な遊び場となっています。雨の日でも遊べる施設があるのはありがたいですね。
その他、子育て講座も豊富で、子育て支援講習会や英語リトミック、ベビーマッサージ、親子エアロ、スクラップブッキング、リズム&ストレッチなどのセミナーやイベントがおこなわれています。
季節行事(クリスマス会、七夕工作、水遊び)などもあるのでぜひ親子で参加したいですね。
▶おおさか子育てネット「福島区 子ども・子育てプラザ」の詳細についてはこちらから
子育てに関しては、大阪市24区をまとめた「おおさか子育てネット」というサイトに、地域の子育てサークル・世代間交流・あそびの広場などの情報が網羅されています。
そしてネットだけでなくさまざまな刊行物も発行されています。ネット情報もいいですが、印刷物は手元に残しておけるところがいいですね。簡単にご紹介しますので、それぞれの用途に応じてうまく活用してみてください。
〇福島区地域子育て応援マップ
子育てサロンや小児科のある病院、地域の子育て支援の情報が集約されたマップが1年に1回発行されています。壁に貼っておけば、いざという時に便利です。
〇子育て情報紙「ふくしま子育て情報フッピィキッズ」
3月・7月・11月の年3回、子ども・子育てプラザが発行する季刊新聞です。子育てに関するさまざまな情報や遊び場の紹介などのほか、防災の知識や避難場所など「いざという時」の情報も発信しています。区役所の保健福祉センターやフッピィキッズルーム、各地域子育てサロンや福島図書館などに置いてあり、自由に持ち帰れます。
別冊のおでかけカレンダーは、「親子で楽しむ遊びの広場」と「講座・イベント」情報の2種類があり、かなり詳細に記載されています。参加したいものをチェックしておでかけの予定を立てるのにとても助かりますね。
▶福島子育て情報「フッピィキッズ」の詳細についてはこちらから
〇福島子育て支援センター発行「ひまわり通信」
子どもとの遊び方や身の回りの注意についてのワンポイント通信です。「いっしょに遊びたいけど、何をして遊んでいいかわからない」という初めてママさん(パパさん)の味方です。
▶福島子育て支援センター「ひまわり通信」についての詳細はこちらから
予約いらずで遊びにいける「フッピィキッズルーム」は、3歳までのキッズとママ・パパの社交場となっています。毎週金曜日の10時~15時30分(お昼休憩12時30分から13時)まで開放されていて、柔らかいマットの安全な場所で子ども達を遊ばせておきながら、ママやパパ同士の交流ができます。
その他にも地区内に、地域子育て支援施設が10施設、幼稚園や保育園の園庭開放が13カ所、地域子育てサロンが9カ所、コミュニティサロンが3カ所と、全部は回り切れないほど充実しています。対象年齢は0歳~小学生までですが、未就学児童がメインですので、お子さんの年齢とおうちからの近さでお気に入りを探してみるといいですね。
▶フッピィキッズルームについての詳細はこちらから
▶子育て支援事業~あそびの広場~・子育てサロンについての詳細はこちらから
福島区では区役所が、大阪市内24区初の試みとして区の魅力を伝える30秒CMを公募しました。 学生の部グランプリは大阪府立西野田工科高校工業デザイン系映像編集グループの生徒さんたちで、福島区のマスコットキャラクター、フッピィとクッピィが街の案内をしています。
一般の部のグランプリ作品は、たくさんの街の人たちが登場し、街の温かさが伝わる作品になっています。このように住んでいる方が街の良さを伝える試みはとても素敵ですね。
福島区にはマスコットキャラクターの「フッピィ」と「クッピィ」がいます。「フッピィ」はのんびり屋のお兄ちゃん、「クッピィ」はしっかり者の妹です。ふたりは区の花「のだふじ」の妖精で、クッピィは福島区長の「ツネちゃん」とも友だちです。
フッピィの名前は「ふじの花のフ」と「福島区の福=HAPPY」を組み合わせてつけられたのだそうです。区のみんなをハッピーにするために、申請をすればイベントに呼ぶこともできます。(注:着ぐるみのみ。人員はついてきません)
かわいいキャラクターに子どもたちも喜びますし、イベントも華やかに盛り上がりますね。
▶福島区のマスコットキャラクター「フッピイ&クッピィ」についての詳細はこちらから
福島区の施策には「地元に愛着を持ってほしい」「福島に住むことを楽しんでほしい」という想いを感じます。充実した子育てサロンやセンターを活用して、子育てすることでパパママも友人を増やせるような交流が進むといいですね。