子育て環境をエリア別にチェック!
子育てに対するサービスは、住むエリアによって少しずつ異なります。エリア別の子育て支援策を確認し、これから住む街や自分の住む街の子育てしやすさを見てみましょう。
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子育て環境をエリア別にチェック!
子育てに対するサービスは、住むエリアによって少しずつ異なります。エリア別の子育て支援策を確認し、これから住む街や自分の住む街の子育てしやすさを見てみましょう。
東京のベッドタウンとして便利な埼玉県。副都心線や湘南新宿ラインの開通により、池袋だけでなく、渋谷や横浜へのアクセスも快適なエリアの子育て充実度をチェックしてみましょう。
埼玉県でも多くの自治体が子どもの医療費助成の拡大を図っています。さいたま市、所沢市などでは中学校の卒業まで、所得制限なしで通院や入院にかかる医療費を助成しています。
行政による子育て支援としては、駅や公民館を利用して親子や子どもが遊べる場を提供したり、子育てに関する交流会や講演会、イベントを行っている自治体もみられます。
ユニークなところでは所沢市が早稲田大学と連携した「ところっこ・親子で楽しむ運動遊び」があります。
自治体 | 特色ある支援策 | 内容 |
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さいたま市 | 保育コンシェルジュ | 保育を希望する家庭や保育所等に入所できなかった家庭に情報を提供。窓口や電話等で相談を受け、ニーズにあった施設や保育サービスを案内する。 |
所沢市 | ところっこ・親子で 楽しむ運動遊び |
早稲田大学人間科学部の前橋ゼミと連携し、2歳から6歳までの子どもと親がいろいろな場所で一緒にできる運動遊びを紹介。 |
川口市 | 赤ちゃんにっこり応援金 | 1歳未満の乳児の保護者で、育児用品をレンタルもしくは購入及び母乳育児支援を利用した市民に応援金を支給。 |
※記事内容は2019年4月時点の情報をもとにしております。最新の情報は各自治体のホームページなどでご確認ください。
埼玉県では、学力アップのため、サポート教員の配置に積極的です。志木市では少人数・複数指導体制の導入にともない、すべての小学校に2人ずつの市費教員を配置し、合計で20人の市費教員を採用しました。
一方、体験学習を重視している自治体も多数あります。職業体験を実施しているのは、川口市や新座市。市内の中学生を対象にさまざまな事業所や店舗での体験を通し、一足先にキャリア意識を形成しようとしています。
富士見市や戸田市ではICT教育の導入に積極的で、先進的な授業をめざしています。
自治体 | 特徴的な教育環境 | 内容 |
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川口市 | きらり川口夢わーく体験 | 市立の中学生が希望の職種を選んで職業体験をし、将来に活かす。 |
戸田市 | 理数教育の充実 | 支援員を入れて教育の充実をはかるとともに、算数数学フェスティバルやサイエンスフェスティバルなどのイベントも行う。 |
さいたま市 | 未来(みら)くる先生 | 文化芸術スポーツ等の分野においてトップレベルの実績等があり、さいたま市にゆかりのある人物を講師として招いた特別授業の開催。 |
※記事内容は2019年4月時点の情報をもとにしております。最新の情報は各自治体のホームページなどでご確認ください。
ファミリーも多く居住する埼玉県では、どの自治体も防犯対策を強化しています。
100団体を超す防犯ボランティアによる登下校の見守り活動や徒歩・青パトによるパトロール活動を実施している自治体や、新座市、ふじみ野市でも子どもの安全のための見守り活動やパトロールが行われています。
住環境の面では、西武線エリアは子どもがのびのび遊べる公園やイベントが豊富です。日高市には人気のハイキングコースがあるエリアや、狭山市などでは自然を満喫できる公園やスポットでの体験イベントが用意されています。
自治体 | 特徴的な環境 | 内容 |
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戸田市 | 地域安全ステーション | 自主防犯活動の拠点として市内2ヵ所に地域安全ステーションを設置・運営。防犯相談の受付や自主防犯パトロールの支援を行う。 |
所沢市 | 所沢市ひと・まち・みどりの 景観条例 |
人とまち・みどりが美しく共存する景観をめざし、一定規模以上の建築を行う場合には届け出が必要。 |
川口市 | 自然環境豊かな やすらぎのある都市づくり |
旧芝川や赤堀用水などで、遊歩道の整備や河川敷の緑化を行い、うるおいとやすらぎを感じられる空間を整備。 |
※記事内容は2019年4月時点の情報をもとにしております。最新の情報は各自治体のホームページなどでご確認ください。
※記事内容は2019年4月時点の情報をもとにしております。最新の情報は各自治体のホームページなどでご確認ください。
将来、子どもを塾に通わせる場合、どんな地域がおすすめですか?
行き帰りの安全を第一に考えましょう。
埼玉県は小学生の通塾率が高いエリアです。中学生になると自転車で通う子どももいますが、小学生のう ちは保護者が送迎しているか、徒歩圏の塾に通わせているようです。
大手の学習塾はたいてい快速や急行が停まる繁華街の駅前にあるため、通塾のことを考えると塾の選択肢が広い駅に住むという方法もあります。
もしくは、先生が最寄駅までは見送りを付けてくれる塾もあるので、その1~2駅先のエリアで駅から近いところでもいいかもしれません。