子どもとの生活を楽しくする「インテリア」
子どもがいるからこそ楽しめるインテリアの工夫があります。ちょっとしたコツでいつもの部屋が見違えます。
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子どもとの生活を楽しくする「インテリア」
子どもがいるからこそ楽しめるインテリアの工夫があります。ちょっとしたコツでいつもの部屋が見違えます。
2015.01.29
すてきなソファやテーブルセットを置いたのに、お部屋がなんだか味気ない......。そんなふうに感じている方は、ウォールディスプレイにご注目。壁面を飾ることで目線がお部屋全体に行き渡るので、お部屋を広く見せる効果も!
とはいえ、ショールームや雑誌に登場するような完全無欠のディスプレイは肩が凝るもの。そこで今回は、夫+小学生の子2人と猫1匹で暮らす、狭いながらも楽しい我が家のウォールディスプレイをご紹介します。少しの工夫とちょっとの手間で、あなたのお部屋をセンスアップさせてみませんか?
時計は壁の中央に......なんてルールはありません。時計も立派なインテリア。カレンダーや額などと一緒にバランス良く飾りましょう。
我が家のダイニングルー ムは、上からフランフランのシルバー×ホワイト時計、左はお誕生日プレゼントでいただいた立体的な額に、これもいただき物のバスフラワー(お風呂に浮かべ て楽しむ花形の浴用化粧料)を詰め込んだものです。安上がりですが、シンプルな配置がお気に入り。
右のカレンダーは100円ショップで購入。右下に写り込 んだうちの黒猫を、カレンダーの猫がひそかに狙っています(笑)。
100円ショップつながりで、もう一つ。普段は消耗品しか買わない100円ショップですが、たまに「あれとこれを組み合わせるとイイかも! 」とひらめいて衝動買いすることがあります。このシンプルな木製の額もその一つ。
入っているのはピカソの「母と子」というタイトルの絵なのですが、実はこれ、長男の出産祝いに友人からいただいたメッセージカードなんです。お手洗いの壁にさりげなく飾っていますが、カードの裏には長男が生まれたことへのお祝いメッセージが。息子が成人したとき「実はね......」と見せてやろうと、ひそかに画策中です(笑)。
ダイニングのもう一方の壁には、ドンと植木鉢がくっついています。といっても、プラスチック製の半月型ポットにポトスを植えただけ。ポトスはボリュームがあるので存在感バツグン。おまけに、日の差さない暗い部屋でも元気に育つので、薄暗い部屋を明るく見せてくれる効果もあります。
ポトスのほか、ワイヤープランツやアジアンタムなどもおすすめ。友人は、さまざまなエアプランツを壁に貼って楽しんでいます!
こちらはリビングルーム。雨の日に撮影したので、あまり明るく撮れなかったのですが、この部屋でいつも子どもたちやその友達がワイワイとゲームをしたり、おやつを食べたりしています。
左後方にあるのは、これもピカソ作のポスター。窓からコートダジュールの海の眺めを描いた作品で、異国の風の香りが感じられそうな開放的な雰囲気が気に入っています。
上部に見えるのは、LED照明つきシーリングファン。室内の空気を循環させて冷暖房効率を上げるだけでなく、多少蒸し暑いときでもファンが回っていれば穏やかな風を運んできてくれるので、とっても快適。ノスタルジックな佇まいも存在感があり、来客があると必ずみんな上を見上げて「かっこいい! 」と感心してくれます(笑)。
絵皿が好きで何枚か持っているのですが、何せ暴れん坊の小学生2名と猫がいるので、いま壁に飾っているのはこの2枚だけ。とはいえ、大のお気に入りの2枚。いずれもスペイン製で、ブルー、グリーン、オレンジ、パープルと様々な色が首尾よく配置された、にぎやかな絵皿です。
天井にほど近い壁に飾ってしまえば、子どもたちに壊される心配はゼロ......ではありませんが(油断したスキに息子が室内でリフティングの練習をしていたりするので(汗))、でも棚の上など手の届くところに飾っておくより低リスク。しかもお部屋が華やぎ、目線が上にいくため部屋を広く見せることができるので、この絵皿たちは我が家のリビングルームの名脇役です。
「そろそろ七五三の撮影を......」と思ったとき、単なる着物姿を撮影するだけじゃ物足りないと思った私は、数ヶ月待ちという大人気の写真館「スタジオHibi」(※)に予約を入れてみました。
一軒家をまるごとスタジオに改装した「スタジオHibi」は、それぞれの部屋が外国の絵本に登場しそうなすてきなインテリア。そこで、一つ一つのショットがちゃんと「絵」になるように撮ってくださるんです。
子どもたちを撮るときは、自然体の表情かつファンシーな雰囲気を撮るべく、ひたすらシャッターを切っての真剣勝負! カメラマンさんが納得いくまで撮影は続きます。その結果、至極ナチュラルカラーのファミリーフォトが完成。お気に入りの写真は、上記のように壁にかけられるよう加工してくださいます。
それを、高低をつけて壁に飾ってみました。高さに変化をつけると、その空間にリズムが生まれ、視線も上下に動くので、部屋全体に目が行き渡り、結果お部屋が広く見えるんですね。
なお、ウォールディスプレイをするときは、天井・床・隣接する壁・時計などほかのオブジェとの距離をバランスよくとることがとても重要。ご家族やお友達にそれを持って壁際に寄ってもらい、あなたは少し離れた位置から「もう少し右...もう少し上」と指示しながら最も適当な位置を見つけると良いですよ。
(※)フォトスタジオHibi
東京都世田谷区船橋1-39-12 電話:03-5429-8758