子どもとの生活を楽しくする「インテリア」
子どもがいるからこそ楽しめるインテリアの工夫があります。ちょっとしたコツでいつもの部屋が見違えます。
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子どもとの生活を楽しくする「インテリア」
子どもがいるからこそ楽しめるインテリアの工夫があります。ちょっとしたコツでいつもの部屋が見違えます。
2015.02.26
殺風景なお部屋でも、雑然としたお部屋でも、グリーンを一つポンと置くだけでお部屋が一気に小洒落た雰囲気に。カフェやレストラン、ホテルなどでも、緑はムード作りに欠かせません。風水学的にも、置き場所を工夫すればその空間の気が活発になるとか。
「でも、植物ってすぐ枯らしちゃうんだよね・・・」なんて方も大丈夫。グリーン初心者の方も気軽に育てられる観葉植物をご紹介します。
観葉植物の代表格ともいえる「ポトス」。目にしたことがない人はいないくらいメジャーな植物ですよね。
わが家のダイニングテーブルにもポトスが鎮座しています。
ちなみにこのポトス、約20年前、私が某雑誌の編集部にいたころ、 雑誌の創刊祝いとして編集部宛に贈られた大きな花かごの中に添えられていたもの。 当初は編集部に飾られていたのですが、面倒を見るスタッフがいなかったので私が持ち帰り、以来わが家を約20年もの間見守ってくれている「お局ポトス」なのです。
植物図鑑などで育て方を見ると、「日当たりの良い場所で」とありますが、日の当たらない室内でも元気に育ちます。だいたい週に一度水をやるだけで、いつまでもみずみずしい緑を保ってくれます。
ちなみに前回ご紹介した壁にとりつけたポトスも10年モノ。
こちらは白い班が入っています。
このポトスも日当たりの悪い部屋に飾ってあるのにピンピンしています。
さて、このポトス。
茎がだらしなく伸びてきたら、私は必ずちょん切ってほかの鉢やグラスなどに移して増やします。
まずキッチンの流し台の横には、水を入れたワインボトルにいけたポトス。
葉が5~6枚ついた状態の茎を、下部数枚の葉を落として水に挿すだけでOK。
水もしょっちゅう取り替える必要はなく、ズボラな私は数ヶ月に一度替える程度です(笑)。
こちらは100円ショップで購入したハート型のガラスの器に水を張っていけたもの。
冷蔵庫の上にポンと置いてあります。
ちなみにその下にあるマグネットも 100円グッズ。
サーモンマリネやワインクーラー、チーズなどをリアルに再現したマグネットで、キッチンをユニークに演出してくれています。
最近の家ではあまり見かけませんが、わが家にはいまだに電話台があり、その上にもグラスにいけたポトスが。
水にいけたポトスは、しばらくすると根にコケがついてしまうので、たまに水で洗い流してあげると良いでしょう。
こちらも丈夫な観葉植物の代名詞「パキラ」。100円ショップで発見した小ぶりなものです。
さらにジャストサイズなキャンドルホルダーを見つけたので、それにポトスの鉢を入れてみました。
強い直射日光には弱いとのことなので、西側のキッチンの小窓にちょこんと置いてあります。
ただし成長が早く、すぐに鉢の中で根がいっぱいになってしまうとのこと。 このキャンドルホルダーがお役御免になる日も、そう遠くないのかもしれません。 しかし、キャンドルホルダーを次にどう使おうか、そしてパキラが大きくなったらどんな鉢に植え替えようか・・・などと考えるのも、植物を育てる楽しみの一つです。
画像左下に見えるのは「グズマニア」というパイナップル科の植物。リビングルームのサイドテーブルの上に間接照明と共に飾っています。
細長く光沢のある葉が放射状に広がっており、葉の付け根に水が溜まる構造になっているので、そこに水を垂らします。溜まった水がなくなったら、またちょこっと水を垂らしてやればいいだけなので、お手入れカンタン。
ただ、飼っている猫がこの葉をやたら気に入り、気づくとガジガジかじってしまうので、葉先がボロボロの葉がちらほら。
グズマニア全体を写さなかったのは、そのせいです(苦笑)。
さて、最後にご紹介するのは「サンセベリア」です。
こちらも園芸ショップなどでよく見かけますよね。
現在11歳になる息子がお腹の中にいたときに購入したので、約12年間育てていることになります。
割と育てるのが難しいといわれている植物なのに、日陰でもグングン育ち、鉢も3回替えたのですが、なおも育ち続けるサンセベリア。AVボードの上に置いているのですが、天井まであと少しという状態。
さらに、多肉植物ゆえ葉が厚く重いので、葉が四方八方に広がってしまい、「アサガオ支柱」で広がりを抑えているのですが、見た目がイマイチ。
そうこうしているうちに、また根本から新芽がニョキニョキ・・・。
うーん、困った。対処方法をご存じの方、ご一報ください(苦笑)。
さて、室内で簡単に育てられる植物をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。観葉植物を上手に育てるには、「水をやり過ぎない」こと。土がちょっと湿った程度にしておき、受け皿に溜まった水は捨てましょう。
ちなみに、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では、お子さんが土を口に入れたりする可能性があるので手の届かないところに置いてください。また、わが家のようにペットを飼っている方は、ペットが鉢を倒したり葉をかじったりすることがあるので、ペットの手(?)の届かないところに置きましょう。
グリーンの置き場所が決まったら、さあ園芸ショップへ。
緑のある空間、本当に癒やされますよ!