ページ内を移動するためのリンクです

ここから本文です

お仕事部屋

おうち起業・在宅ワークママの「お仕事部屋」訪問!

自宅兼オフィスのママ社長から内職ワーカーさんまで、自宅でお仕事と子育てを両立するママを訪問インタビューしました。

人気イラストレーター「イチカワエリさん」のご自宅を訪問!

今回は、なんと!このノムコムwith Kidsでコラム執筆者の似顔絵や「ノムコムのリフォーム」(http://www.nomu.com/reform/)の「リフォーメンズ」などのイラストを描いてくださっている人気イラストレーター、イチカワエリさんのご自宅にお邪魔させていただきました。イチカワさんは実は8歳・6歳・3歳と3人のお子さんをもつママイラストレーターさんです。お住まいはもちろん、普段の生活にもクリエイティブな工夫がいっぱい!ぜひ参考にしてみてくださいね。

不動産屋さんにすすめられた「見知らぬ街」にお家を建てる!

イチカワさんは約10年前に結婚し、その前から一緒に住んでいたご主人と一戸建てを探していました。理由は「東京で高い家賃を払い続けるのがもったいない」ということ、一戸建てを選んだのは「車の出し入れがしやすいよう駐車場がほしい」ということでした。

もともとは人気の葛西で新築建売一戸建てを探していたのですが、新築マンションはどんどん建っても、戸建で気に入ったものが葛西ではなかなか見つからずにいました。そんな時に、不動産屋さんにすすめられたのが今お住まいの江戸川区内の街。最初は街(駅)の名前も知らないところで、「いったいどこ?!」と戸惑ったそうですが、その不動産屋さんから「土地を購入して注文住宅を建てれば、好みの家が建てられますよ」と提案されたことが決め手になりました。

もともと「何もないな」「こじんまりした街だな」と思っていたその街も、10年経った今はきれいに開発され、緑とファミリーに溢れる素敵な街になっていました。「結果的に子どもが生まれた今となっては、この街でよかったと思っています」(イチカワさん)。

家族の成長にあわせて手を入れる住まい

注文住宅というと、一から家の形を考える選択もありますが、イチカワさん夫婦のお住まいは、もともと建築プランがあるものにオプションを付ける形で理想の形にされています。「白が基調の家がいい」というご夫婦の希望通り、ホワイト×ライムをテーマカラーに。もともとグレーだったベランダも、建てた後にグラフィックデザイナーであるご主人がライムに塗り変えたそうです。(画像右側)

お話をうかがった2階のダイニングテーブルは、階段を上がったところにあるのですが、階段脇に並ぶ落下防止用のポールとネットもオシャレです。なんとこれもご主人のお手製、また、イチカワさんが「これが一番助かってる」というリビングにある天井吊り下げ型の洗濯物干し用のポールもご主人の力作です。(画像左側赤枠内)

「建てた時はもっとすっきりした家だったんですよ。でも、家族の成長にあわせて手を入れていったら、今はこうなっちゃいました」という今のお住まいの形もとても素敵です。

夫婦の仕事部屋である1階の洋室は、イチカワさんワールド!

さて、いよいよお仕事部屋を拝見すると、入った瞬間にイチカワさんのイラストからイメージできる「キュートだけど洗練されてる」印象をそのまま感じることのできるお部屋でした!ご主人は普段は原宿の事務所に通勤していますが、自宅でお仕事をすることもあるため、1階は完全に二人のお仕事スペースとなっています。

イチカワさんのイラストは、ラフスケッチから線画のペン入れまでを手書きで行い、その後の色付け作業のみパソコンを使って行うスタイルで描かれています。なので、お部屋にはパソコンの他に、鉛筆やペンなどの画材棚もあります。また、本棚には参考資料となる絵本などの書籍のほか、原画やお仕事の実績を管理するためのファイルがたくさん並んでいました。

大切なものが多いので、以前は「1階は子どもたちは立ち入り禁止」にしていたそう。ところが、「子どもたちも大切な仕事道具には触ろうとしない」のです。以前にサロネーゼの方々のご自宅にお邪魔したときにも同じ話が出てきたように、子どもたちもやっていいこととダメなことは直観的にわかるのかもしれません。今は立ち入り自由になり、たまにイチカワさんが仕事をする横で8歳の長男くんが自分の気に入ったイラストのファイルを開いて見ていたり、一番下の長女ちゃんが隣のパソコンで動画を見たりすることもあるそうです。

イラストレーターさんならではの「子育ての工夫」がいっぱい

今回取材をさせていただいて一番気になったのは、やはり家のいたるところにイラストがあること。例えばダイニングテーブルにはこんな素敵な注意書きイラストが。

「子どもって口で言ってもダメ、ってことがよくあるので」視覚にうったえるイラストを貼って事前に注意をする形に変えたそうです。
また、トイレには手書きのアルファベット表があり、子どもたちが楽しくアルファベットを覚える工夫がされていました。

他にも、「帰ったら決められたラックにランドセルを収納する」「学校からのプリントなど未確認のものはラックの上に置く」など毎日の動きをルール化することで、お家の中をきれいに保たれています。これらは絵が下手な私でもぜひ真似したいな、と思える子育ての工夫。小さな工夫を積み重ねて、家族にとって心地の良い住まいを保つイチカワさんのアイデアにすっかり惚れ込んで帰路につきました。
ぜひ皆さんも取り入れてみてくださいね。

イラストレーター イチカワエリさん

http://i.fileweb.jp/ichikawaeri/
1973年神奈川県に生まれる。
東京デザイン専門学校  グラフィックデザイン科卒業。
デザイナーを経てフリーのイラストレーターとなる。
2001年「青山デザインアワード」入選。
広告、書籍、雑誌、webなど幅広く活動中。

カラマツナツコ (からまつなつこ)

住まい・不動産関係を中心に広告デザインの仕事をしている6歳と0歳の子のママです。仕事柄、家で仕事をすることも多く、「家の中にお仕事スペースをどう作っていくか」は、ずっと大きなテーマでした。子どもの成長にあわせてオフィスと自宅を一緒にしてみたり、離してみたり、と試行錯誤の真っ最中。今回、自宅でお仕事をしているママさんたちへのインタビューを通じて「仕事と育児の両立ができる住まい方」をさらに追究していきます!

ここからフッター情報です

PAGE TOP