訪日外国人(インバウンド)の増加による不動産市場への影響・その1 ~訪日外国人旅行の現状~ 新型コロナウイルス感染症が昨年5月に「5類」へ移行して以降、訪日外国人(インバウンド)数が急速に回復しています。本稿その1では、まず最近のインバウンド増加の現状を見ていきたいと思います。
2024年3月分 日銀短観・新卒採用と貸出態度から考えるオフィス需要 2024年3月分日銀短観が発表されました。 本レポートでは、各産業の人員増減傾向を示す「新卒採用」と、金融機関による業績の見立てを示す「貸出態度D.I.」を中心に着目し、今後のオフィス需要について検討します。
不動産M&Aについて 不動産M&Aとは、法人が保有している不動産の取得を目的として行われるM&Aのことであり、一般的な会社や事業自体の取得を目的としたM&Aとは異なるため、「不動産M&A」と呼ばれ、通常の不動産の売買よりも節税効果が高くなる可能性があることから注目されている手法となります。
不動産登記法改正 会社法人登記等の商業登記においては、会社の本店・商号に変更があった場合、その変更の日から2週間以内に登記を行うことが義務付けられています。本レポートでは、住所等変更登記の申請義務化の概要や注意点について 調査した内容をまとめています。
岸田総理大臣所信方針演説に見る不動産市場への影響<2024年1月> 演説では「四 経済」として以下のテーマと項目が取り上げられました。前回 の所信表明演説(以下「前回演説」)から3ヶ月の期間を経ていますが、全体的には基本的な方針の変更は見られませんでした。
存在感を増す在留外国人の増加と不動産取得 日本に在留する外国人は順調にその数を増やしている。彼らは日本の不動産を積極的に購入しており、住宅のみならず不動産投資にも資金を振り向け始めている。背景には日本不動産の強固な所有権、安定的な政治、情報開示のほか地理的な近接性、低金利、為替などがある。彼らは今後、魅力的な顧客になる可能性が高いが、いっぽうで国際関係の変化に伴うリスク(地政学、経済、政治、疫病など)に対する認識は必要である。
外資系不動産ファンド最新動向(2023年度上期) 外資系不動産ファンドは日本の不動産市場をどのように捉えているのでしょうか。本レポートでは、金利、為替等の金融市場の最新動向の把握や外資系主要プレーヤーの実際の取引事例の集計・分析を通じて、外資系不動産ファンドの最新動向について考察します。
2023年6月分 日銀短観・新卒採用と貸出態度から考えるオフィス需要 2023年6月分日銀短観が発表されました。 本レポートでは、各産業の人員増減傾向を示す「新卒採用」と、金融機関による業績の見立てを示す「貸出態度D.I.」を中心に着目し、今後のオフィス需要について検討します。
外資系不動産ファンド最新動向(2022年度下期) 圧倒的な資金力を背景に国内不動産への積極的な投資を続ける外資系不動産ファンド。コロナ禍で多くの国内投資家の動きが停滞していた中でも、外資系不動産ファンドの国内不動産への積極的な投資は継続しました。本レポートでは、為替、金利等の関連指標の動きや取引事例の集計・分析を通じて、外資系不動産ファンドの最新動向について考察します。
老舗企業の生き残り戦略と不動産賃貸業 企業が本業だけで50年、100年と生き残り、各ステークホルダーに対しその使命を果たし、かつ企業価値を維持していくことは大変困難なことです。それを手助けするのが各種ストックビジネスです。このストックビジネスを業として取り入れ、大きな柱にしている具体例を解説して参ります。