東京23区中古マンション売買高(2023年度下期) 東京23区における中古マンションの売買高が拡大しています。 レインズによる2023年度下期1における東京23区中古マンションの売買高は、前年同期比14.7%増の4,955億円となりました。本記事では、年度・半期ベースで区やエリアにおける動向をレポートいたします。
公示地価動向分析2024 首都圏「商業地」 2024年3月26日、「令和6年地価公示」が公表されました。東京圏の「商業地」の平均変動率は、+5.6%と3年連続で上昇を示し、上昇率も前年の+3.0%から拡大しています。本レポートでは、過去10年間の調査地点別の公示地価データを集計し、この10年間で特に顕著な上昇を示した地点をランキング形式で明らかにするとともに、持続的なエリアポテンシャルアップに繋がっている要因を探ります。
実際の取引事例における路線価倍率(2023年)~賃貸住宅編~ 不動産の売買価格の検討・査定において、相続税路線価は一つの基準として参考にされることが多くあります。前回のオフィス編に続き、賃貸住宅についてもJ-REITの取引事例をもとに、前面相続税路線価に対する実際の取引価格の倍率を調査しました。
実際の取引事例における路線価倍率(2023年)~オフィス編~ 不動産の売買価格の検討・査定において、相続税路線価は一つの基準として参考にされることが多くあります。2023年のREITの取引事例を追加して、前面相続税路線価に対する実際の取引価格の倍率を調査しました。
キャップレートの動向 ~最新の不動産投資家調査(2024年4月)より~ 日本不動産研究所が「第50回 不動産投資家調査」の結果を発表しました。キャップレートは、西日本の賃貸住宅、郊外型ショッピングセンターで低下した一方、オフィスのキャップレートは東京・大阪で横ばい傾向が強まりました。
【限定公開】ニセコのコンドミニアム投資 新規供給状況と所有者の特性 北海道「ニセコ」は、周囲を豊かな自然に恵まれたリゾート地です。冬季には世界に誇る雪質や充実した多数のスキー場施設を求めて、国内外からたくさんの観光客が訪れます。本レポートでは、ニセコの概況、コンドミニアムの新規供給状況とその所有者の特性について、調査した結果をまとめました。
北陸新幹線敦賀延伸の影響と課題 2024年3月16日、北陸新幹線の金沢-敦賀間が開業した。本レポートでは、北陸新幹線の金沢-敦賀間の開業を見越して、沿線の主な駅周辺の企業立地動向や2024年3月公表された公示地価の変化等を見ることで、すでに表れている効果をとらえ、さらに残された課題についても述べる。
東京都区部・マンション賃料上昇率の「東西比較」Ⅱ 東京23区の新築マンション価格が平均1億円を超える等、足元では住宅価格の高騰が鮮明となっています。一方で、エリアによって賃料上昇率の勢いに一定の差が見られる状況です。第2回目の本レポートでは、「城東」が「城西」以上に賃料上昇率が高い理由を中心に考察します。
東京都区部・マンション賃料上昇率の「東西比較」Ⅰ 東京23区の新築マンション価格が平均1億円を超える等、足元では住宅価格の高騰が鮮明となっています。一方で、エリアによって賃料上昇率の勢いに一定の差が見られる状況です。今回は、全2回にわたって「城東」と「城西」の比較を通じ、賃料上昇率にエリア差が生じている要因を探ります。
中小ビルマーケット最新動向Ⅱ【売買市場編】 コロナ禍以降、強い先行き不透明感に覆われていたオフィスマーケットですが、ここにきて回復基調が鮮明となりつつあり、市況の改善は中小ビルにも波及しています。大規模ビルと中小ビルの空室率の差がここまで縮小するのは、過去20年余りにおいても極めて異例と言え、オフィスマーケット全体を考える上でも注目すべき動きと言えます。