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キッズパーティ

世界にひとつだけ!素敵で簡単「キッズパーティーデコレーション」

子どもと一緒に楽しめる、ちょっとの工夫で可愛くデコレーションする「パーティー」演出ワザを紹介します。

一度はやってみたい「イースターパーティー」のデコレーション[1]

「イースター」という言葉を聞いたことがある方は多いとは思います。しかし、日本ではまだクリスマスやハローウィンほど馴染みのある言葉ではないでしょう。今回は、イースターの意味合いを理解した上で、「かわいくて簡単なティーパーティー」をテーマに、テーブルコーディネートやおもてなしのスタイリングアイデアをお話します。

「イースター」とは

日本ではあまり馴染みが少ないものの、キリスト教でもっとも重要な行事はクリスマスではなくイースターです。イースターはキリスト教でイエスの復活を祝う行事で、日本では「復活祭」とも呼ばれています。

イースターの2つのシンボル

クリスマスと言えばクリスマスツリーですが、イースターと言えば「イースターエッグ」( Easter Egg)です。伝統的に、生命や復活を象徴するものとして、卵が使われてきたのではないかと言われています。卵は、「イースターバニー(うさぎ)」( Easter bunny )が運んできたとされ、子だくさんのうさぎは、古代より繁栄・多産のシンボルとされています。

卵を使ったイースターの風物詩

イースターエッグは、カラフルな紙や布やペイントで彩った卵のことです。食べたり家に飾ったりするだけでなく、様々なゲームの道具として使われます。

例えば、庭に卵を隠して子どもに探させる「エッグハント」(egg hunt)や、ホワイトハウスでも毎年行われることで有名な丘の上から卵を転がす「エッグロール」(egg roll)、卵をスプーンにのせて落として割らないように気をつけながら、誰が一番にゴールにつけるかを競うレース「エッグレース」( Easter Egg Spoon Race)などが人気です。

他に、中にプレゼントを入れた卵の形のチョコレートやウサギの形のチョコレートを交換し合う風習などもあります。イギリスでは古代演劇「ペース・エッグ」(Pace Egg)が行われる地域もあります。

レースのランナーでテーブルを華やかに

まずはダイニングテーブルを華やかに見せるアイデアをご紹介しましょう。生地屋さんでお好みのレース生地をテーブルクロスと同じ長さにカットしてもらい、テーブルクロスの上に敷いてその上に食器を並べます。それだけで自分だけのオリジナルランナーができあがります。

<用意するもの>
・テーブルクロス
・レース生地:幅50~60cm程度 × テーブルクロスと同じ長さ
・はさみ

もちろん市販のテーブルランナーでもいいのですが、なかなかイメージの色や素材感が見つからないこともあります。また、今回のオリジナルテーブルランナーはお財布にやさしいのも特徴です。レース生地は1mの長さで600円 ~ 4,000円程度で手に入りますし、生地幅が90 ~ 110cmほどあるレースが多いので、カットして贅沢にテーブルを飾ることができます。

イースターデコレーションエッグ

イースターデコレーションエッグは、お子さまと一緒に作るととっても楽しいデコレーションです。ぜひ、トライしてみてください。

まずは、生卵の上と下(上下は尖っている方と丸い方のどちらでも構いません)にフォークで穴を開けます。小さめのフォークの先で殻を何度か軽くトントン叩く感じで穴を開けると卵が割れにくいです。上の穴は息をふくためのものなので小さめに、下の穴は卵の中身を出すためのものなので大きめに開けるのがコツ。

上下に穴を開けたら、上の穴から卵の中身を下に流すように吹きます。卵が割れないように始めはやさしく吹いて、徐々に強く吹くようにしてください。黄身などが徐々に下の穴から落ちますので、深めのお皿を用意してください。(あとで、お料理に使用してくださいね。)黄身が全部流れたら、最後に水を流し込んできれいに洗った後、卵を振って水を切り、タオル上などに置いて乾かしてください。自然乾燥で30分ほど置くと乾きます。

次に、強力ボンドを卵に塗り、東急ハンズなどで手に入るデコパッチペーパー(デコレーション用に動物やアルファベットの形などにカットされた薄い紙)や紙ナプキンを貼っていきます。わざと色々な模様の紙を数種類使うと表情のある楽しい卵になります。最後に、ひもでお好みのアクセサリーパーツをくくり付け、でき上がりです。

<用意するもの>
・卵 6~8個
・デコパッチペーパーか模様入り紙ナプキン
 柄違いで3~5枚
・紐 約40~50cm × 卵の数
・アクセサリーパーツ 卵の数
・バスケット 1個
・はさみ
・強力ボンド
・フォーク

今回は、テーブルに置いたり、子ども6人で卵を隠して遊ぶ「エッグハント」をしたりするイメージで、6個のイースターエッグを作りました。それらをまとめて100円ショップで手に入る大きめのバスケットにいれるといいでしょう。「エッグハント」では本来お庭にイースターエッグを隠しますが、おうちの中に隠して遊んでもいいですね。

ジェリービーンズと枝でテーブルをポップに

このデコレーションはテーブルの主役です。白い枝はイケアや東急ハンズ(※)などで購入できます。まず、花瓶に枝をバランスよく入れてから、その枝にジェリービーンズ、もしくはカラフルグミを強力ボンドでつけていきます。ジェリービーンズ自体に重さがあるので、枝が分かれている部分の上に乗せたり、枝の先端につけるなど、つけやすく安定した場所につけていきましょう。ボンドでつけたら、何時間かは触らず、乾燥させてジェリービーンズを枝に固定させてください。
※ 一部取扱いのない店舗があります。

<用意するもの>
・白い枝 7~10本
(なるべくくねくねと曲がっているもの)
・カラフルなジェリービーンズもしくはグミ
15~25個
・花瓶 1つ
(高さ40cm、口が直径10cmほどのもの)
・超強力ボンド
・はさみ

次回は、鳥をモチーフにしたポップでかわいいテーブルコーディネートや、手土産のラッピング方法をご紹介します。お楽しみに!

若林昌未 (わかばやしまさみ)

Ma Sa DECOR 代表取締役 ライフスタイルクリエーター・パーティスタイリングデコレーター

ロンドンの大学では美術・ファッションデザインを専攻し、帰国後はレディースファッションデザイナーとして働く。数年後にはクリエイティブディレクターに。コサージュデザインを手掛けたことにより、花に興味が沸き花の世界へ。フラワーデザイナーとしてショップで働いた後、ブライダル装飾、宴会装飾などを手掛ける。その後、結婚を機にインテリアの世界へ。インテリ アコーディネーターとして働く。
出産・子育てを経験しパーティを企画する機会が増え、パーティスタイリングに興味を持ち始める。
日本でも海外のように楽しいパーティを、そして毎日のちょっとした
工夫で楽しくなる、潤いのあるライフスタイルを提案している。

「Ma Sa DECORE(マーサデコール):http://www.ma-sadecor.com

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