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インテリア

教えて!子ども部屋やリビングの「インテリア」術

プロのインテリアコーディネーターが、子育て中のリビングや子ども部屋をオシャレに演出するテクニックやノウハウをレクチャー。

子どもがいても生活感のないおしゃれな部屋作りのコツ

子どもがいると、おもちゃや生活用品でついごちゃごちゃした印象になりがちなお部屋。
今回は、おしゃれなリビングへ大変身させたい!というママにオススメのアイデアと収納グッズをご紹介します。

ごちゃごちゃして見えるのは色と形が原因?!

『小さな子どもがいると、掃除をして、きちんと物を片付けていても、なんだかリビング周りがごちゃごちゃしてしまって・・・』

そんな内容のご質問をよくいただきますが、このことは私自身もかなり悩みました。
「集めている物のセンスが悪いのかな・・・」とも思ったこともありました。

でも、室内をよく見てみると、ごちゃごちゃして見える部分は、色の数が多い部分・こまごまとした物が多い部分であることに気づきました。

例えば、真っ白なノートに黒色だけを使って文字を書くのと、たくさんの色を使って文字や図形を描くのでは印象がまるっきり違いますね。

たくさんの色は華やかさや元気なイメージを演出してくれますが、使い方を間違ってしまうと、ごちゃごちゃした雰囲気に見えたりもします。
もちろん形でも、図形を整形して描くのと、重ねて描くのとでは見え方が変わってきます。

きちんと片付けていてもごちゃごちゃして見えるお部屋は、細々した小物が必要以上に多かったり、お部屋の雰囲気に合わないカラーの小物を置いてあったりするのが原因です。
色・形・整列の組み合わせがポイントになります。

まずは、スッキリとした空間にしてから

部屋のごちゃごちゃ感にお悩みのママさんたちに、最初に必ず行ってもらいたいことは、「お部屋を見渡し、生活導線を見直す」ことです。

ごちゃごちゃ感の原因は、小物やインテリアだけではありません。
導線が悪く、スムーズに生活できない空間はごちゃごちゃします。

生活動線の見直しポイントは、「家族の個々の動作が、行いやすいかどうか」です。
そして、導線の邪魔になっている家具や雑貨など、不要なものを取り除きます。

たとえば、
・リビングでテレビを見るとき、家族が座るスペースがあるか?座りやすいか?
・チェストなど引出しをきちんと開けられるスペースが確保されているか?
といった、普段の生活の導線を振り返ってみてください。

リビングのソファーのクッションを減らすと、家族全員でくつろぐ時間が長くなったり、リビングで遊ぶようになったりします。

ダイニングテーブルの向きを変えると、子どもが帰宅して椅子に座るようになったり、ご飯の後お皿を片付けるようになったりします。

おしゃれ部屋を叶えるインテリア小物とアイデア

空間をスッキリさせてから、次に、デコレーションとしてインテリア小物や収納グッズを足していきます。このような流れにすると、おしゃれな空間が作りやすくなります。

小物選びに移る前に、お部屋全体の色のバランスを見て、なじむカラーとアクセントカラーの目星をつけておきましょう。

それでは、おしゃれな部屋になる、選りすぐりのインテリアとアイデアを紹介します。

・布製のBOXや袋

リビングの、ごちゃごちゃしがちな子どものおもちゃには、布製の収納がおススメです。高さを揃えやすいので、テーブルの下の収納にも使えます。目星をつけたアクセントカラーさえ外さなければ、柄ものを選んでもおしゃれですね。

・ワイヤーBOX

最近、人気のあるワイヤーBOXですが、中身がしっかり見えてしまうことが難易度を上げてしまっています。
ワイヤーBOXに子どもの本や雑誌を収納する場合は、側面に好きなポストカードを挟んで中身が見えないようにするのもおしゃれなアイデアとしてオススメです。

・ガラス製の小物入れ

小さい子が口に入れると危ないアクセサリーなどは、子どもの手の届かない場所にガラス製の小物入れなどを使用して飾ると高級感が出ていいでしょう。
ディスプレイも兼ねて、ママのお気に入りの場所を作りましょう。

・マグカップ

おかしや文房具など細々したものは、お気に入りのマグカップに入れるのもオススメです。

・サイドテーブルやワゴン

インテリアを新しく購入する時は、場所や用途を問わず、多様使いできるものがオススメです。
たとえば、収納を兼ねたサイドテーブルやワゴンは、色んな場所で色んな使い方ができ、片づけのストレスも軽減できます。

画像提供:岩谷マテリアル株式会社

こちらは、ENOTS サイドテーブル。
サイドテーブル、ゴミ箱、マガジンラックと3通りの使い方ができる素敵なアイテムです。

・オリジナルのダストボックス

100円ショップのごみ箱を、ひとまわり大きな袋の中に入れ込んで、オリジナルのダストボックスを作ってみましょう。

お気に入りの色や柄の袋であれば、ごみを捨てるたびにテンションがあがります。

このように、必要なものを必要な場所に置きつつ、おしゃれな空間にするテクニックを使うと、スッキリとしたおしゃれ部屋の維持がしやすくなりますよ。

ぜひ、自分が楽にできそうな小物、アイデアをお試しくださいね。

小島真子 (こじま まこ)

インテリアコーディネーター、カラーコーディネーター、インテリアコーディネート「ラフスタイル」代表

法人ではサロン・オフィス・社員寮・ホテル等のコーディネートを中心にコーディネート及びイベント用スタイリング設営。個人では、引越し時のレイアウト相談、新築・リフォーム時のインテリアコーディネート業をはじめ、他、セミナー講師、執筆活動、コンサルティング、企画やメディア協力等でも幅広く活動中。

ホームページ:インテリアコーディネート「ラフスタイル」
http://www.laugh-style.jp/
ブログ:インテリアコーディネーター☆小島真子
http://ameblo.jp/komajimako/
Facebook:小島 真子
https://www.facebook.com/komaji

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