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生涯賃金から考えるファミリータイプ別
ライフプランシミュレーション
DINKS
STEP3-1 無理のない住宅購入予算を計算しよう
退職後の生活に支障がおよばないようにすることが大切
「住宅ローン」は借りられる額ではなく、「返せる額」であることが大切。老後の生活に無理がないよう、夫退職時までに支払い終えるようにしておきましょう。 |
毎月の返済可能額の計算式
毎月の返済可能額=( ![]() ![]() ![]() ![]() |
収入
住宅費以外の支出
住宅を購入した場合の年間維持費 (管理費・修繕積立金、固定資産税などの維持費)
将来に向けた貯蓄
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Dさんの毎月の返済可能額
|
収入 | 夫 | 760 |
妻 | 360 | |
収入合計(A) 1,120 | ||
支出 | 生活費 | 466 |
支出合計(B) 466 |
収入 | 夫 | 818 |
妻 | 0 | |
収入合計(A) 818 | ||
支出 | 生活費 | 416 |
支出合計(B) 416 |
Dさんの場合には、妻退職後の家計を基準に考えます。住宅購入後は、管理費・修繕積立金、固定資産税などの維持費がかかります。これを年間50万円とし、緊急予備資金として50万円程度の余裕は残るようにしておきます。 |
(818万円-416万円-50万円-50万円)÷12ヶ月=302万円÷12ヶ月=約25万円 |
※年間維持費を50万円、将来に向けた貯蓄を50万円として計算
Dさんの借入可能額 | ||||
毎月の返済可能額から借入額を算出します。 Dさんは定年退職までは22年ですが、繰上返済もできると見込んで返済期間は25年とします。 また、妻が働いている間は、もう少し返済することが可能です。妻が働く5年間で返済できる額を上乗せします。
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この金額を上乗せした分をDさんが借り入れします。 ![]()
ただし、妻退職後の家計を基準に考えるべきであるため、毎月返済額を25万円程度に抑えるべきです。 そのため、実際に借り入れをする際には、30年返済で借り入れを行い、妻が働いている間は毎年156万円を繰上返済、妻退職の年には、156万円と退職金300万円を繰上返済します。 また、15年後に400万円の繰上返済を行うことにより、約22年で返済を終了することができ、夫退職前に完済が可能です。
※30年返済にすることで、借入可能額は( |
- STEP1 お金の流れから課題を知ろう
- STEP2 これから得られる生涯年収から住宅資金を計算しよう
- STEP3-1 無理のない住宅購入予算を計算しよう-1
- STEP3-2 無理のない住宅購入予算を計算しよう-2