生涯賃金から考えるファミリータイプ別
ライフプランシミュレーション
STEP3-2 無理のない住宅購入予算を計算しよう
借入可能額をもとに適正な購入予算を把握
借入可能額がわかったら、いよいよマイホームの購入予算を計算します。 |
Dさんの購入予算
借入可能額
6,630万円
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預貯金
1,000万円
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親からの贈与資金 なし
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諸費用
530万円
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手元に残しておく預貯金 150万円
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Dさんの購入予算=(6,630万円+1,000万円)-(530万円+150万円)=
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検証 Dさんの住宅費総額
住宅ローン 総返済額: 約8,085万円 (繰上返済後※)
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住宅修繕費 10年ごとに80万円 80万円×4回 (上昇率年1%で計算) =409万円
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※妻が働いている間は毎年156万円、妻退職の年には156万円と退職金300万円、15年後に500万円。60歳時に残高(約35万円)を全部繰上返済した場合
最後に、本当に妥当な価格なのかを検証しておきましょう。 |
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STEP2では、Dさんの場合、住宅費にかけられる総額は約1億2,400万円でした。ほぼ妥当な金額といえるでしょう。 |
DINKS 「まとめ」 |
購入金額内訳
購入予算:6,950万円 【頭金:320万円+借入額:6,630万円】 |
返済期間:30年 |
金利:2.0% |
毎月返済額:25万円 |
お子さまがいないので、余裕のある家計が続きます。
しかし、2人が働いているときの収入をもとに購入予算を決めてしまうと、妻が退職をした場合には家計が破綻してしまいます。
妻が退職する可能性がある場合には、夫の収入の範囲内で予算を考えておく方が安心です。
数年間は妻が働くことが確定しているのであれば、その間にできる分だけを繰上返済しておけば無理のない返済をすることができます。
ただし、お子さまがいないこともあり、夫婦2人の趣味などにお金を使いたいというような場合には、予算を抑え目にし、他の楽しみにもお金を回せるようにしておきましょう。 |
購入予算をもっと増やしたい場合のヒントはこちら
上記の条件を参考にして、あなた自身の返済プランをシミュレーションしてみましょう
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