初めての新築マンション購入では、わからないことがたくさんあります。大きな買い物だけに、購入してから後悔することのないよう、新築マンション購入時に注意すべきポイントを紹介します。
無理のない購入計画を立てる
マンションは高額なだけに失敗は許されない買い物。
マンションを購入する際の住宅ローン返済計画は、収入や支出、家族構成、ライフプランなどさまざまな場面を考慮して、きちんと計画を立てるようにしましょう。
また、子どもの教育環境なのか、住環境なのか、広さなのか、交通利便性なのか、家族内での優先順位を決めることも大切です。モデルルームのチェックポイント
モデルルームには、物件の現地に作られているものと、現地とは別の場所に開設されているものとがあります。現地の場合は、時間を変えて何回か足を運び、日照条件や周辺環境などを確認しておきましょう。
現地と別の場所の場合、ほとんどのモデルルームには、建設予定の建物の精巧な模型が置いてあります。自分たちが希望する部屋がどの辺りになるのかを確認し、隣接する建物との関係や、おおよその日当たり具合を営業担当者に確認しておきましょう。また日常に利用する駐車場・駐輪場・ゴミ置き場の場所がどこにあるのかもチェックしておきましょう。
モデルルームのオプション選びは慎重に
新築マンションのモデルルームに展示されている家具やキッチン設備などには標準仕様のものと、有償のオプション商品があります。見栄えをよくする演出のため、モデルルームにはいたるところに有償オプション商品が使用されています。後々のトラブルを避けるためにも標準仕様の確認は必ず行いましょう。
重要事項説明書をしっかり確認
マンションを購入する契約前に購入予定者に対して物件にかかわる重要事項の説明が宅地建物取引士によって行われます。重要事項説明書に記載されている内容は専門用語が多く、その場で理解して問題点をチェックするのは難しいため、事前に書面のコピーをもらい熟読し、読んでわからないことがあれば、質問できるように準備をしておきましょう。