チラシやインターネットで気になる新築マンションを見つけたら早速、モデルルームへ見学に行き物件をチェックしましょう。モデルルームに関する基礎知識や見学時のチェックポイントなどを解説します。
モデルルームってどんなところ?
新築マンションは建物が完成する前に販売されることが多く、販売センターを兼ねたモデルルームを公開するのが一般的です。
モデルルームとは、実際のマンションの住戸を設計図面をもとにほぼそのまま再現した部屋のこと。ひとつまたは複数の間取りタイプが用意されていて、広さや天井の高さ、内装や住宅設備などが実際と同じものが使われているので、入居後の生活をイメージするができます。
モデルルーム見学は事前に予約しておきましょう
モデルルームは予約しなくても見学することはできますが、なかには完全予約制のモデルルームもあるので事前にマンションのホームページなどでチェックしておきましょう。
週末の場合、混んでいると長時間待つこともあるので、スムーズに見学ができるよう事前に見学予約しておくことをおすすめします。平日の場合は比較的スムーズに見学できますが、モデルルームは水曜日が定休日なことが多いため、曜日には注意してください。
モデルルームでのチェックポイント
モデルルーム見学時は、居室や収納スペースの広さ、キッチンや浴室、トイレ、洗面台など設備の使いやすさ、壁紙や建具などの仕様が主なチェックポイントになります。実際に座ったり、動かせるものは動かしてみたり、サイズが気になる場合はメジャーで測ったりしてみましょう。
例えば、廊下やキッチンなど動線が交わるところはスムーズに移動できるか、キッチンカウンターは使いやすい高さかなどをチェックすると、そこでの生活がイメージしやすくなります。
モデルルームでは、有償オプションの設備や建具が使われていることがあります。設備仕様が標準仕様なのか有償のオプション仕様なのかもチェックしておきましょう。有償オプションにはシールなどが貼られているので、わかるようになっていますが、よくわからない場合は販売担当者に確認してみてください。
現地の周辺環境確認も忘れずに
モデルルームが仮設の場合は、モデルルームだけでなく、現地にも足を運んで周辺環境を確認することも大切です。最寄駅からの道のりや周辺の交通量、近隣の建物などの周辺環境を確認し、買い物施設・教育施設をはじめとする生活利便施設までの距離感も調べてみましょう。気に入った物件であれば、平日と休日、昼と夜の違いを確認しておくこともおすすめします。