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キッチンの種類・選び方のヒント

キッチンは毎日使う場所なので、自分に合った使いやすいものを選ぶようにしましょう。キッチンのタイプや代表的なキッチン設備を紹介します。

キッチンのタイプ

独立型キッチン

キッチンが壁やドアなどで仕切られていて、ひとつの部屋として独立している形式です。

ニオイや音などが遮断でき、リビングからの視線を気にせずに料理できるというメリットがあります。デメリットとしては「リビングにいる子供の様子がわからない」「リビングダイニングへの動線が長くなってしまう」などです。

セミオープンキッチン(対面型キッチン)

吊戸棚やカウンターなど部分的な仕切りで、キッチンが隠れるようにリビングと仕切られているタイプのキッチンです。

コミュニケーションをとりながら料理でき、リビングにいる子供の行動なども確認できます。ただ独立型のように部屋として分かれていないので、リビング側からニオイや調理の音などが気になることがあります。

アイランドキッチン

シンクや調理台などのスペースを壁から離して設置し、リビングダイニングなどと、仕切らないタイプのキッチンです。

キッチンを囲んで調理ができるので「家族と一緒に料理しやすい」「ホームパーティーなどに適している」といったメリットがあります。その一方、ニオイや音が広がりやすい他、「しっかり片付けていないと、視線が気になる」といったデメリットがあるので注意が必要です。

便利なキッチン設備

新築マンションでは、便利で使い勝手のいい最新のキッチン設備を導入することができます。代表的なキッチン設備を紹介します。

IHクッキングヒーター

磁力線で鍋だけを発熱させて加熱するため、火を使うガスコンロに比べて火傷などの危険性が小さく、また酸素を使わずに発熱させるので空気が汚れないという特徴があります。

表面のトッププレートがフラットなので掃除しやすいのも大きなメリットです。ただ、使用できる調理器具の材質が限定されることや加熱の立ち上がりが遅いことなどのデメリットもあります。

ディスポーザー

シンクの下に設置され、生ゴミを水と共に粉砕し排水管に流して処分することができます。ゴミ捨ての手間が減り、気になるニオイや掃除などの負担も大きく軽減できます。

特に夏場は、生ごみをすぐに処分できるので衛生面を改善する効果もあります。

食器洗い乾燥機

手洗いよりも少量の水で済むうえに、高温のお湯で洗うので衛生的という点から、人気のキッチン設備です。

家事時間が短縮できることや洗剤の手荒れから解放されることも大きなメリットです。