新築マンション購入ナビ

棟外モデルルームと棟内モデルルームの違い

新築マンションの購入検討時には欠かせないモデルルームの見学。モデルルームではパンフレットなどではわからない、実際の設備や仕様を確認することができます。

モデルルームには、建物が完成する前、現地とは異なる場所に設営される「棟外モデルルーム」と、マンションの建物が完成した後に実際の建物内の住戸をモデルルームとして公開する「棟内モデルルーム」の2つのタイプがあります。

棟外モデルルーム

棟外モデルルームは、マンションが建設される現地とは異なる場所にあり、販売予定の標準的な間取りプランが公開されています。実物大で作られているので、広さや天井の高さのイメージがつかめるほか、ドアや壁紙の素材と質感、収納、キッチンや浴室の設備などを確認することができます。

そのほか、マンションの開発・設計コンセプト・外観模型などを展示するコーナーなどが設けられています。モデルルームによっては、キッズスペースや託児所があり、子供を預けてゆっくりと見学することができるところもあります。

棟外モデルルームは、現地とは異なる場所にあるので、現地へ足を運び周辺の様子もしっかり確認しておきましょう。

棟内モデルルーム

棟内モデルルームのメリットは、なんといっても実際のマンション内にあるため、実物を確認ができることです。実物を見ることができるので、日当たりや眺望、部屋の寸法、バルコニーの広さなどを細かくチェックすることができます。販売状況によりますが、複数のタイプのモデルルームを見ることができるのも棟内モデルルームのメリットです。

また、マンションのアプローチやエントランスなど共用部分も見ることができるので、マンション全体の雰囲気をつかむことができます。

棟内モデルルームのデメリットは、完成間際もしくは、すでに完成しているため、間取りプランやオプションの選択肢に制限があることがあります。そのため自分が希望するタイプの住戸が選べない場合があります。