「転勤が決まった」「子供の学校生活が始まる前に」など、4月からの新生活に向けて、毎年2~3月にかけて住宅購入を検討するお客様が一斉に動きます。
この時期に購入を検討されるお客様は「期限が決まっている」ケースがほとんどなので、希望条件を絞り込み、予算に合わせた具体的な物件探しをします。
その結果、年間通して成約件数が多いのは「2月~3月にかけて」になります。以下は、財団法人東日本不動産流通機構のマーケットデータをもとにグラフ化した首都圏の「中古住宅(マンション、戸建)成約件数の推移」ですが、3月の成約数(赤丸で囲った部分)が多いことがわかります。
また、関西圏の「中古住宅(マンション、戸建)成約件数の推移」を確認すると、以下のとおり首都圏とほぼ同じ動きで、3月の成約件数が多いことがわかります。下図は近畿圏不動産流通機構のマーケットデータをもとに中古住宅の成約件数推移をグラフ化したものです。
年末年始の長期休暇を利用して、実家に帰省したり、家族で話し合う機会が増えたりすることで、年明けから住まい探しをするお客様が増加します。
住みかえをするか・しないか、予算をいくらにするか、などをご家族間で話し合い、長期休暇明けから徐々に本格的な物件探しを始めるためです。
下図は当社ホームページ「ノムコム」での購入検討者からの問合せ数推移ですが、物件の見学予約などのお問い合わせが増えるのは毎年1月から2月(赤丸で囲った部分)となります。
以上のことからも、1年を通して不動産が売れやすい時期は2~3月であると言えます。また、購入検討者が多いこの時期であれば、よりよい条件での売却が期待できます。
東日本不動産流通機構が発表した2019年10月の不動産流通市場動向を見ると、首都圏の中古マンションは、成約単価、成約価格とも5.7%上昇と9カ月連続で前年同月を上回っています。中古戸建ての成約価格も前年比6.7%上昇と強含みで推移しています。
売却のタイミングを考える上では、現在のマーケットは好条件の環境と言えるでしょう。
年度末に向け、よりよいご条件でのご売却をするためには、購入検討者が動き出す前の12月から準備を始める必要があります!
ご売却の準備はお気軽にご相談ください。
営業スタッフがそれぞれのご事情に合わせた売却プランをご提案いたします。
売却プランが整ったら、次はいよいよ物件の広告準備となります。 物件の種別が土地・戸建て・マンションのどれかにもよりますが、広告を完成させるためには、1~2週間ほどの準備期間が必要となります。具体的には以下の準備を行います。
■写真撮影やコンテンツの作成
広告活動で【最も重要】といっても過言ではないのが「写真」です。
物件の外観・室内の写真だけでなく、物件の周りにある買い物施設や公園など、周辺環境の写真も撮影して掲載することで、購入を検討される方により具体的な生活のイメージをお伝えすることができます。ただ撮影するだけでなく、できるだけ晴れた日を選び、室内の間取りやバルコニーの向きなども考慮することで、綺麗な写真にこだわります。そのほか、写真だけでは伝わらない魅力をお伝えできる「動画系コンテンツ」の作成をします。
■物件の調査
広告ルール上で記載が必須項目となる情報や購入検討者の方へお渡しする資料作成をするために、物件の調査をします。土地・戸建ての場合は役所や水道局、マンションの場合は管理会社へ管理状況の確認などを行います。
■おすすめポイントを伝えるコメント作成
物件の魅力は概要と写真だけでは伝わりません。営業担当者が丁寧に1件ずつセールスコメントを考え、おすすめポイントを購入検討者の方へお伝えします。
■写真やコメントで広告物を作成する
ネットによる広域の広告活動がメインとなりますが、そのほか宅配チラシや新聞の折り込み広告の手配もございますので、それぞれの媒体で広告を実施できるように手配します。
これらの準備を12月中に完了させ、年末年始の長期休暇に間に合うように情報を公開する必要があります。
現在ご売却を検討中の場合、今から動き出すことで
より良いご条件でご売却をするチャンスが広がります!
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